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新型コロナの真っ只中での父の葬儀、どうする?

新型コロナウイルス騒ぎの中での父の葬儀をどうするべきかとても悩みました。

最初は、身内だけでひっそりと家族葬にしてしまおうと考えていました。

結果的には、家族葬になかったのですがその理由は・・・。

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家族葬にしなかった理由

まずは県外の親戚には、通夜も葬式も今は帰省までして参加しないで、新型コロナが収束してから来てもらうようにお願いしました。

通夜は、家族と近くの親戚だけでひっそりと行いました。

葬式については、色々と考えました。

新型コロナの影響もあり、通夜と同様に家族と近くの親族だけですることを最初は考えました。

他の葬儀も家族葬で済まされるケースが多くありました。

悩んだあげくに、流れ焼香という形式をとって家族・親族に限定しないですることを選びました。

家族葬にしてしまうと、香典をもって自宅に来られるようになり、何日も自宅に訪問されることが続くので、家を空けることができなくなったりして大変になるからです。

決断はすぐにする必要がありました

父が亡くなった翌日に通夜、翌々日に葬式となったので、すぐにどのような形で葬式をするのかを決断する必要がありました

葬儀屋さんと親戚一同と通夜・葬儀について打ち合わせが始まりました。

最終的な決定をするのは喪主のとぶさんですが、親族からは色々な意見が出ます。

地域によってもやり方が少しずつ違うので、どなたの意見を聞けば良いのか迷うところですが、まずは一番長老のおじさんの意見を立て、その他の意見を加味して調整することで決めていきました。

その中で、以前家族葬にしたために、後日、次から次に香典を持って自宅に来られてとても困ったという話も出てきました。

父は顔の広い人であったので、香典を持って来られる人も多いと予想され、家族葬を選ぶと後で大変なことになりそうだと容易に想像することができました。

即決で、普通の葬儀としてオープンにしますが、流れ焼香という形式をとることにしました。

『流れ焼香』とは

参列者は

流れ焼香とは通常の葬式と違って、参列者は葬儀場の受付で香典を渡して、そのまま親族に一言挨拶をしてすぐに焼香だけをして帰っていただくというものです。

参列者が葬儀場に一堂に会することがないようにするために、流れ焼香という形をとりました。

実際の当日の状況は、早い人は葬式の1時間前から来られて、焼香を済ませてすぐに帰られるという感じでした。

親族は

葬式開始の時間を少しだけ過ぎるところまで、親族は受付の横に立って挨拶していました。

すでに僧侶による読経は始まっていましたが、葬儀場は親族席のみ用意されていたので、そちらに着席しました。

葬儀が始まってから来られる方もありましたが、焼香だけしてお帰りになる様子が見えました。

読経が始まって、しばらくすると、遺族・親族の順に、焼香して行き、読経が終わると喪主の挨拶もなしで葬儀は終了となりました。

葬式の後日の状況は

その後、葬式に来れなかったということで、自宅に香典を持って来られた方もいらっしゃいましたが、ほんの数人ほどでした。

葬儀場、近所の張場、自宅でお受けした香典は500近くありましたので、家族葬で済ませていたら、どれだけの人が自宅に来られたかと思うだけで、ぞっとしました。

少し悔やまれるのは、新型コロナウイルス騒ぎがなければ、盛大ににぎやかに見送ってあげることができたのですが・・・

 

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