【著者プロフィール】
家電リサーチ専門家 / 賢い買い物アドバイザー
白物家電の市場動向や価格推移分析を専門とし、家電比較メディアでの執筆多数。複雑な家電市場の「罠」から消費者を守り、メーカーの型番マジックに惑わされず、最も損をしない選択をズバリ教える頼れる相談役として活動中。
冬の乾燥対策に、象印のスチーム式加湿器を買おうと思って調べていると、EE-RR50とEE-RQ50という似た型番が出てきて迷っていませんか?
どちらも白くてポットのような形。
見た目も似ていて、商品説明を読んでも、違いがよくわかりにくいですよね。
しかも、型落ちのはずのEE-RQ50の方が高く売られていることがあり、
「古いモデルの方が高いのはなぜ?」
「EE-RR50とEE-RQ50は何が違うの?」
「安い方を買っても大丈夫?」
「今から買うなら、もっと新しいモデルも見た方がいい?」
と不安になってしまう方も多いと思います。
結論からいうと、EE-RR50とEE-RQ50は発売年が違う旧型モデルですが、公式仕様上の主要スペックはほぼ同じです。
どちらも容量3.0L、定格加湿能力480mL/h、木造和室8畳・プレハブ洋室13畳が目安の50サイズです。
そのため、EE-RR50とEE-RQ50だけで比べるなら、基本的には状態がよく、保証があり、価格が安い方を選ぶのがわかりやすいです。
ただし、2026年時点では、EE-RR50もEE-RQ50も新しいモデルではありません。
象印の加湿器には、その後にEE-RS50、EE-RT50、EE-RU50などの後継世代もあります。
そのため、今から購入するなら、EE-RR50とEE-RQ50だけでなく、現行・後継モデルの価格や在庫も一緒に比較するのがおすすめです。
この記事では、EE-RR50とEE-RQ50の違い、価格逆転が起こる理由、損しにくい買い方、象印スチーム式加湿器のメリット・注意点まで、初心者にもわかりやすく解説します。
この記事でわかること
- EE-RR50とEE-RQ50の違い
- 発売年と主要スペックの比較
- 型落ちモデルなのに高くなる理由
- 今から買う時に確認したいポイント
- 後継モデルも比較した方がよい理由
- 象印スチーム式加湿器のメリット
- 電気代・音・安全面の注意点
- 1 結論:EE-RR50とEE-RQ50の違いは主に発売年
- 2 EE-RR50とEE-RQ50のスペック比較表
- 3 型落ちのEE-RQ50が高いことがある理由
- 4 EE-RR50とEE-RQ50、どっちを買うべき?
- 5 今から買うなら後継モデルも必ず比較しよう
- 6 象印スチーム式加湿器のメリット
- 7 象印スチーム式加湿器の注意点
- 8 50サイズはどんな部屋に向いている?
- 9 35サイズと50サイズで迷ったら?
- 10 購入前チェックリスト
- 11 価格比較で失敗しないコツ
- 12 EE-RR50がおすすめな人
- 13 EE-RQ50がおすすめな人
- 14 よくある質問
- 15 まとめ:EE-RR50とEE-RQ50は主要スペック同じ。価格と保証、後継モデル比較が大切
結論:EE-RR50とEE-RQ50の違いは主に発売年
EE-RR50とEE-RQ50の違いを簡単にいうと、主に発売年です。
- EE-RQ50:2020年発売モデル
- EE-RR50:2021年発売モデル
象印公式の仕様を比べると、EE-RR50とEE-RQ50は、容量、加湿能力、適用床面積、消費電力、連続加湿時間、本体サイズ、重さなどが同じです。
つまり、加湿性能そのものを比べると、大きな差は見つけにくいモデルです。
そのため、EE-RR50とEE-RQ50のどちらを選ぶかで迷った場合は、次のように考えると失敗しにくいです。
- 新品で保証があるか
- 販売店が信頼できるか
- 送料込みの価格はいくらか
- 在庫処分で不自然に高くなっていないか
- 後継モデルの方が安くないか
型番だけで「古いから安いはず」と決めつけないことが大切です。

EE-RR50とEE-RQ50のスペック比較表
| 比較項目 | EE-RR50 | EE-RQ50 |
|---|---|---|
| 発売年 | 2021年 | 2020年 |
| 加湿方式 | スチーム式 | スチーム式 |
| 容量 | 3.0L | 3.0L |
| 定格加湿能力 | 480mL/h | 480mL/h |
| 適用床面積・木造和室 | 13㎡・8畳 | 13㎡・8畳 |
| 適用床面積・プレハブ洋室 | 22㎡・13畳 | 22㎡・13畳 |
| 消費電力・湯沸かし時 | 985W | 985W |
| 消費電力・加湿時 | 410W | 410W |
| 連続加湿時間・強 | 約6時間 | 約6時間 |
| 連続加湿時間・弱 | 約24時間 | 約24時間 |
| 本体サイズ | 約24×26×31.5cm | 約24×26×31.5cm |
| 本体質量 | 約2.4kg | 約2.4kg |
このように、主要スペックは同じです。
加湿能力や適用畳数が同じなので、部屋の広さに対する使い勝手もほぼ同じと考えてよいでしょう。
型落ちのEE-RQ50が高いことがある理由
家電は普通、古いモデルほど安くなるイメージがありますよね。
でも、加湿器や季節家電では、型落ちの方が高くなっていることがあります。
これは、古いモデルの性能が特別に高いからとは限りません。
理由として考えられるのは、次のようなものです。
- 古いモデルの在庫が少ない
- 一部ショップだけが高値で残している
- 需要が増える冬に価格が上がりやすい
- 検索に引っかかった商品が転売価格に近い
- 新品・中古・展示品が混在している
特に象印のスチーム式加湿器は人気が高く、冬本番になると価格が動きやすい商品です。
「古いEE-RQ50の方が高いから、何か特別な違いがあるのかも」と思うかもしれませんが、公式仕様上はEE-RR50と大きな性能差はありません。
高い理由は、在庫や販売店側の価格設定による可能性があります。
EE-RR50とEE-RQ50、どっちを買うべき?
EE-RR50とEE-RQ50だけで比べるなら、基本はとてもシンプルです。
新品で、保証があり、送料込みで安い方を選ぶ。
これで大丈夫です。
発売年はEE-RR50の方が新しいですが、主要スペックが同じなので、価格差があるなら無理に高い方を選ぶ必要はありません。
ただし、古い型番を買う時は、次の点を必ず確認しましょう。
- 新品か中古か
- メーカー保証があるか
- 販売店保証があるか
- 送料込みの総額はいくらか
- 極端に高い価格になっていないか
- 返品条件はどうなっているか
- 外箱傷み品や展示品ではないか
とくに、冬の乾燥シーズンに急いで買う時ほど、価格をよく見てください。
焦って購入すると、後継モデルより高い旧型を買ってしまうことがあります。
今から買うなら後継モデルも必ず比較しよう
EE-RQ50は2020年発売、EE-RR50は2021年発売のモデルです。
2026年時点では、その後の後継世代として、EE-RS50、EE-RT50、EE-RU50なども登場しています。
そのため、今から新品で購入するなら、EE-RR50とEE-RQ50だけを見て決めるのは少しもったいないです。
型落ち品が安いとは限らず、むしろ新しい後継モデルの方が流通量が多く、安く買えることもあります。
比較したい型番の例
- EE-RQ50
- EE-RR50
- EE-RS50
- EE-RT50
- EE-RU50
「50」が付くモデルは、容量3.0L・加湿能力480mL/hクラスの系統として比較されやすいです。
ただし、年式や細かな仕様、付属品、製造国、販売形態が異なる場合があります。
購入前には、必ず公式仕様と販売ページを確認しましょう。
象印スチーム式加湿器のメリット
象印のスチーム式加湿器が人気の理由は、お手入れのしやすさです。
一般的な加湿器では、フィルター掃除やぬめり、においが気になることがあります。
でも、象印のこのタイプは、電気ポットのような構造で、水を沸とうさせた蒸気を約65℃まで冷まして加湿します。
また、公式サイトでも「フィルター不要」や「広口容器」によるお手入れのしやすさが案内されています。
主なメリット
- フィルターがない
- 広口容器で中を洗いやすい
- 上から給水しやすい
- 清潔な蒸気で加湿する
- クエン酸洗浄モードがある
- 湿度モニターがある
- 自動加湿3段階が選べる
- チャイルドロックなど安全設計がある
「加湿器は掃除が面倒で、結局使わなくなる」という方には、象印のスチーム式はかなり相性がよいです。
象印スチーム式加湿器の注意点
一方で、スチーム式ならではの注意点もあります。
購入前に知っておくと、後悔しにくいです。
注意点1:電気代は高めになりやすい
EE-RR50とEE-RQ50は、加湿時の消費電力が410Wです。
水を加熱して蒸気を出す仕組みなので、気化式や超音波式に比べると電気代は高めになりやすいです。
長時間つけっぱなしにする方は、電気代も考えておきましょう。
注意点2:湯沸かし音がある
スチーム式は水を沸かすため、湯沸かし音がします。
象印には湯沸かし音セーブモードがありますが、加湿中の音や再沸とう音まで完全になくなるわけではありません。
寝室で使う場合は、音に敏感な方は注意しましょう。
注意点3:小さな子どもやペットがいる家庭では置き場所に注意
象印のスチーム式加湿器には、チャイルドロック、ふた開閉ロック、転倒湯もれ防止構造などの安全設計があります。
それでも、本体内には熱いお湯が入ります。
小さな子どもやペットがいる家庭では、手が届きにくい安定した場所に置くことが大切です。
50サイズはどんな部屋に向いている?
EE-RR50とEE-RQ50の適用床面積の目安は、木造和室8畳、プレハブ洋室13畳です。
そのため、次のような部屋に向いています。
- 寝室
- 子ども部屋
- ワンルーム
- 中くらいのリビング
- 在宅ワーク部屋
ただし、部屋の広さだけでなく、換気、暖房器具、気密性、日当たりによって加湿の感じ方は変わります。
広いリビングや吹き抜けのある部屋では、50サイズだけでは物足りない場合もあります。
35サイズと50サイズで迷ったら?
象印のこのシリーズには、35サイズと50サイズがあります。
EE-RR35とEE-RR50、EE-RQ35とEE-RQ50のように、数字で容量や適用畳数が変わります。
| サイズ | 容量 | 加湿能力 | 向いている部屋 |
|---|---|---|---|
| 35サイズ | 2.2L | 350mL/h | 小さめの部屋・寝室 |
| 50サイズ | 3.0L | 480mL/h | リビング・広めの寝室 |
迷ったら、使う部屋の広さで選びましょう。
リビングや家族で過ごす部屋なら50サイズ。
寝室や個室中心なら35サイズも候補です。
購入前チェックリスト
象印加湿器を買う前に、次の項目を確認しておくと安心です。
- 使う部屋の広さ
- 木造かプレハブ洋室か
- 設置場所の安定性
- 小さな子どもやペットが触れない場所か
- 電気代を許容できるか
- 湯沸かし音が気にならないか
- 新品か中古か
- メーカー保証があるか
- 後継モデルの価格も確認したか
- クエン酸洗浄用のクエン酸も準備するか
スチーム式はお手入れがラクな反面、電気代や置き場所には注意が必要です。
使い方に合っていれば、とても満足度の高い加湿器になります。
価格比較で失敗しないコツ
EE-RR50とEE-RQ50を買う時は、次の順番で比較しましょう。
- EE-RR50の新品価格を確認する
- EE-RQ50の新品価格を確認する
- EE-RS50、EE-RT50、EE-RU50など後継モデルの価格も確認する
- 送料込みの総額で比べる
- 保証と販売店の信頼性を見る
- 中古や展示品なら状態を確認する
型番だけで判断せず、その日の実売価格を見て選ぶのが大切です。
旧モデルが高くなっている場合は、無理に買わず、後継モデルを検討しましょう。
EE-RR50がおすすめな人
EE-RR50は、次のような方におすすめです。
- EE-RQ50より安く買える
- 2021年モデルでも問題ない
- 新品在庫がある
- 保証付きで買える
- 50サイズの加湿能力がほしい
- 後継モデルより安い
EE-RQ50と比べるなら、年式が少し新しいEE-RR50の方が選びやすい場面は多いです。
ただし、後継モデルの方が安い場合は、そちらも比較しましょう。
EE-RQ50がおすすめな人
EE-RQ50は、次のような方に向いています。
- EE-RR50よりかなり安く買える
- 新品・保証付きで在庫がある
- 発売年にこだわらない
- 主要スペックが同じなら古い型番でもよい
- 信頼できる販売店で購入できる
ただし、EE-RQ50がEE-RR50や後継モデルより高い場合は、選ぶメリットは少ないです。
「型落ちだから安いはず」と思い込まず、価格をよく確認してください。
よくある質問
Q. EE-RR50とEE-RQ50の違いは何ですか?
A. 主な違いは発売年です。EE-RQ50は2020年発売、EE-RR50は2021年発売です。公式仕様上、容量3.0L、加湿能力480mL/h、適用床面積、本体サイズなどの主要スペックは同じです。
Q. EE-RR50とEE-RQ50はどちらを買えばいいですか?
A. 新品で保証があり、送料込みで安い方を選ぶのがおすすめです。ただし、2026年時点では後継モデルもあるため、EE-RS50、EE-RT50、EE-RU50などの価格も確認しましょう。
Q. 型落ちのEE-RQ50が高いのはなぜですか?
A. 在庫が少なくなった旧モデルが、一部販売店で高い価格のまま残っている可能性があります。性能が特別に高いから高いとは限りません。
Q. 象印のスチーム式加湿器はお手入れが楽ですか?
A. フィルター不要で、広口容器を採用しているため、お手入れしやすいのが特徴です。クエン酸洗浄モードもあります。
Q. 電気代は高いですか?
A. スチーム式は水を加熱して加湿するため、気化式や超音波式に比べると電気代は高めになりやすいです。EE-RR50とEE-RQ50は加湿時410Wです。
Q. 寝室で使えますか?
A. 使えますが、湯沸かし音や再沸とう音が気になる方は注意が必要です。音に敏感な方は、寝る前に運転音を確認しておくと安心です。
Q. 小さな子どもがいても使えますか?
A. チャイルドロック、ふた開閉ロック、転倒湯もれ防止構造などの安全設計があります。ただし、本体内には熱いお湯が入るため、子どもやペットが触れにくい場所に置きましょう。
Q. 今からEE-RR50やEE-RQ50を買っても大丈夫ですか?
A. 新品・保証付きで安く買えるなら候補になります。ただし旧型なので、後継モデルの新品価格と比べてから判断するのがおすすめです。
まとめ:EE-RR50とEE-RQ50は主要スペック同じ。価格と保証、後継モデル比較が大切
象印のEE-RR50とEE-RQ50は、型番が似ていて迷いやすい加湿器です。
しかし、公式仕様を比べると、主要スペックはほぼ同じです。
違いとして大きいのは発売年で、EE-RQ50が2020年、EE-RR50が2021年モデルです。
そのため、EE-RR50とEE-RQ50だけで比べるなら、基本的には新品で保証があり、送料込みで安い方を選ぶのがおすすめです。
ただし、今から購入するなら、後継モデルも必ず確認しましょう。
今回のポイントをまとめます。
- EE-RQ50は2020年発売
- EE-RR50は2021年発売
- どちらも容量3.0L
- どちらも加湿能力480mL/h
- 適用床面積は木造和室8畳・プレハブ洋室13畳
- 加湿時消費電力は410W
- 主要スペックはほぼ同じ
- 型落ちが必ず安いとは限らない
- 価格比較では送料込み・保証付きで見る
- EE-RS50、EE-RT50、EE-RU50など後継モデルも比較する
象印のスチーム式加湿器は、フィルター不要でお手入れしやすく、乾燥する季節に頼れる家電です。
ただし、電気代や湯沸かし音、置き場所には注意が必要です。
型番だけに惑わされず、価格・保証・販売店・後継モデルを冷静に比べて、あなたの部屋に合う1台を選んでくださいね。
参考情報
- 象印マホービン公式「スチーム式加湿器 EE-RR35・50」
- 象印マホービン公式「スチーム式加湿器 EE-RQ型」
- 象印マホービン公式「加湿器 取扱説明書一覧」
- 象印マホービン公式「EE-RU35・50」
- 象印マホービン公式「EE-RT50」
- 象印マホービン公式オンラインストア