この記事を書いた人
珍食探求家・イシバシ
辺境グルメライター / 異食材コーディネーター日本国内および世界(東南アジア中心)の昆虫食・珍味を取材し続けること10年。調理師免許保有。「ゲテモノ」という言葉を嫌い、あらゆる食材を「知られざる美食」としてリスペクトする案内人。
飲み会や旅行の行き先を探していて、SNSで「ウーパールーパーの唐揚げ」という写真を見かけ、思わず二度見してしまった方も多いのではないでしょうか。
見た目のインパクトは抜群。
でも、いざ誰かを誘うとなると、こんな不安が出てきますよね。
- 本当に食べられるの?
- 味はおいしいの?それとも罰ゲーム系?
- 安全性は大丈夫?
- かわいそうと言われたらどう答えればいい?
- 横浜や大阪で今も食べられるお店はある?
結論からいうと、ウーパールーパーの唐揚げは、珍味を扱う一部の飲食店で提供されてきたメニューです。
ただし、いつでも必ず食べられる定番メニューとは限りません。
珍味系の食材は入荷状況や店舗の営業方針によって変わるため、行く前に必ずお店へ確認することが大切です。
また、ウーパールーパーはペットとして親しまれている一方、野生のアホロートルは絶滅が心配されている生き物でもあります。
そのため、この記事では「面白いから食べよう」と軽くあおるのではなく、味、安全性、倫理面、お店選びの注意点を落ち着いて整理します。
珍しい食体験に興味がある方も、少し迷っている方も、まずは正しい情報を知ったうえで判断してみてくださいね。
この記事でわかること
- ウーパールーパーの唐揚げはどんな味なのか
- 「まずい」「おいしい」の口コミでよく見る表現
- 食べるときに確認したい安全性
- 野生個体・ペット個体との違い
- 横浜・大阪で話題になったお店
- 予約前に確認すべきポイント
- 苦手な人がいる飲み会での配慮
ウーパールーパーの唐揚げとは?
ウーパールーパーは、日本ではペットとして知られることが多い生き物です。
正式には、メキシコサンショウウオ、またはアホロートルと呼ばれる両生類です。
かわいらしい見た目から、水槽で飼育するペットとして人気があります。
その一方で、珍味や変わった食材を扱う一部の飲食店では、ウーパールーパーを唐揚げや一本揚げとして提供してきた例があります。
見た目はかなりインパクトがあります。
魚や鶏の唐揚げのように切り身になっているのではなく、姿揚げに近い形で出てくることが多いため、初めて見ると驚く方も少なくありません。
そのため、ウーパールーパーの唐揚げは、味そのものよりも「見た目の衝撃」で話題になりやすいメニューです。
ただし、珍味として提供されるものと、家庭で飼っているペットはまったく別に考える必要があります。
ペット用の個体を食べることはおすすめできませんし、野生個体を捕まえて食べるような行為も避けるべきです。
食べる場合は、飲食店が食材として適切に仕入れ、衛生管理のもとで調理したものに限って楽しむのが大前提です。

ウーパールーパーの唐揚げはどんな味?
いちばん気になるのは、やはり味ですよね。
実食レポートや口コミでは、ウーパールーパーの唐揚げについて、次のような表現がよく見られます。
- 淡白
- クセが少ない
- 白身魚に近い
- 鶏肉より軽い
- 骨まで食べやすい
- 見た目ほど味のインパクトは強くない
つまり、「ものすごくクセが強い珍味」というよりは、意外と淡白で食べやすいと感じる人が多いようです。
ただし、味の感じ方は人によって大きく違います。
見た目に抵抗がある方は、味以前に心理的なハードルを感じることもあります。
また、調理方法、揚げ加減、下味、添えられる調味料によっても印象は変わります。
白身魚や鶏肉に近いと言われる理由
ウーパールーパーの身は、牛肉や豚肉のような強い脂の味ではなく、比較的あっさりした印象で語られることが多いです。
唐揚げにすると衣の香ばしさが先に来るため、初めての人でも食べやすいと感じる場合があります。
クセが少ないぶん、塩、レモン、スパイスなどの味付けで楽しむタイプの珍味と考えるとイメージしやすいでしょう。
骨や頭は食べられる?
提供店や調理方法にもよりますが、姿揚げの場合は、頭から尾まで丸ごと食べるスタイルで出てくることがあります。
ただし、無理に全部食べる必要はありません。
骨の硬さや食べやすさは個体の大きさや揚げ方によって変わります。
初めて食べる場合は、店員さんに「どこまで食べられますか?」と確認すると安心です。
「まずい」のではなく、見た目のハードルが高い
ウーパールーパーの唐揚げは、味よりも見た目で評価が分かれやすいメニューです。
ペットとしてのかわいらしいイメージが強い方ほど、食べることに抵抗を感じやすいでしょう。
飲み会で注文すると盛り上がることもありますが、全員が喜ぶとは限りません。
特に、動物が好きな方、両生類が苦手な方、見た目のインパクトが強い料理が苦手な方には、無理にすすめない配慮が必要です。
幹事として利用するなら、「珍味メニューがあるお店だけど大丈夫?」と事前に参加者へ軽く確認しておくと安心です。
飲み会での注意
ウーパールーパーの唐揚げは話題性がありますが、苦手な人にとっては強いストレスになることもあります。サプライズで突然出すより、珍味に興味がある人だけで楽しむ形がおすすめです。
安全性は大丈夫?食べる前に確認したいこと
珍しい食材を食べるときに気になるのが、安全性です。
まず大切なのは、自己判断で入手した個体を調理して食べないことです。
ペットとして販売されている個体や、出所がわからない個体は、食用としての衛生管理を前提にしていません。
食べる場合は、飲食店が食材として仕入れ、飲食店営業の衛生管理のもとで調理したものを選びましょう。
確認したいポイント
- 飲食店として営業している店舗か
- 食材の仕入れ先や提供実績があるか
- 加熱調理されているか
- 予約時に入荷状況を確認できるか
- アレルギーや体調不良がある人が無理に食べないか
珍味だからといって、衛生面を軽く考えてよいわけではありません。
むしろ珍しい食材だからこそ、信頼できるお店で、しっかり加熱されたものを食べることが大切です。
「完全に安全」とは言い切らない
どんな食品にも、食中毒や体質に合わないリスクはあります。
ウーパールーパーに限らず、魚、肉、卵、貝、山菜、ジビエなども、体調や調理状態によってリスクがあります。
そのため、「絶対に安全」「誰でも大丈夫」とは言い切れません。
胃腸が弱い方、妊娠中の方、小さなお子さん、体調が悪い方、アレルギーが不安な方は無理に食べないほうが安心です。
倫理面はどう考える?「かわいそう」と感じるのは自然なこと
ウーパールーパーは、ペットとして親しまれている生き物です。
そのため、唐揚げとして食べることに抵抗を感じる方がいるのは自然です。
「かわいそう」と思う気持ちを否定する必要はありません。
一方で、地域や文化によって、食材として扱われる生き物は異なります。
私たちが普段食べている魚、鶏、豚、牛も、もともとは命ある生き物です。
珍しい食材に触れるときは、「面白い」「ネタになる」だけで終わらせず、命をいただくことへの感謝や、食文化への敬意を持つことが大切です。
野生のアホロートルは絶滅が心配されている
ウーパールーパーとして知られるアホロートルは、野生では生息地の減少などにより、絶滅が心配されている生き物です。
そのため、野生個体を食べる、出所不明の個体を購入する、といった行為は避けるべきです。
飲食店で食べる場合も、食用として適切に仕入れられたものか、気になる方はお店に確認しましょう。
- 野生個体や出所不明の個体を食べない
- ペット用の個体を食用にしない
- 飲食店が食材として仕入れたものを選ぶ
- 気になる場合は、仕入れや提供可否を店舗に確認する
横浜で食べられる?珍獣屋について
横浜でウーパールーパーの唐揚げ・一本揚げといえば、名前がよく挙がるのが野毛エリアの「珍獣屋」です。
珍獣屋は、ワニ、昆虫、ジビエなど、かなり個性的な珍味メニューで知られてきたお店です。
過去の口コミや取材記事でも、ウーパールーパーの一本揚げを食べた体験が紹介されています。
ただし、珍味メニューは常にあるとは限りません。
営業日、メニュー、価格、入荷状況は変わる可能性があるため、行く前に公式SNSや店舗への電話で確認しましょう。
珍獣屋に向いている人
- 横浜・野毛周辺で珍しいお店を探している
- 話題性のある飲み会をしたい
- ウーパールーパー以外の珍味にも興味がある
- SNS映えよりも「体験」として楽しみたい
予約前に確認したいこと
- ウーパールーパーの提供があるか
- 予約が必要か
- 価格はいくらか
- 人数分の注文が可能か
- 苦手な人向けの通常メニューもあるか
- 支払い方法やキャンセル条件
大阪で食べられる?宝雪酒坊について
大阪方面で名前が挙がることがあるのが、四條畷駅周辺の「宝雪酒坊」です。
口コミサイトや店舗情報では、ウーパールーパーなど珍しいメニューに触れた投稿が見られます。
こちらも、いつでも必ず食べられるとは限らないため、訪問前の確認が大切です。
特にウーパールーパーのような珍味は、予約制や事前確認が必要な場合があります。
宝雪酒坊に向いている人
- 大阪・四條畷周辺で珍しい居酒屋を探している
- 地元感のあるお店で楽しみたい
- 珍味を落ち着いた雰囲気で試したい
- 関西でウーパールーパーの唐揚げを探している
予約前に確認したいこと
- 現在もウーパールーパーを提供しているか
- 予約が必要か
- 何日前までに確認すればよいか
- 価格はいくらか
- 営業時間・定休日
- 喫煙可否や支払い方法
横浜・大阪の提供店比較表
過去の情報をもとに、話題になった2店の特徴を整理します。
ただし、店舗情報は変わることがあります。必ず最新情報を確認してください。
| 比較項目 | 珍獣屋 | 宝雪酒坊 |
|---|---|---|
| エリア | 神奈川県横浜市・野毛周辺 | 大阪府大東市・四條畷駅周辺 |
| 特徴 | 珍味・ジビエ・昆虫食など、個性的なメニューで知られる | 居酒屋としての雰囲気の中で珍しいメニューが話題になることがある |
| ウーパールーパー提供 | 過去に一本揚げの口コミ・取材記事あり | 口コミサイトなどで予約制として言及あり |
| 価格 | 変動の可能性あり。事前確認がおすすめ | 変動の可能性あり。事前確認がおすすめ |
| 向いている人 | エンタメ性のある珍味体験をしたい人 | 関西で珍しい居酒屋メニューを試したい人 |
| 注意点 | 人気店・珍味メニューのため、予約や入荷確認が必要 | 予約制・在庫確認が必要な場合あり |
値段はいくらくらい?
ウーパールーパーの唐揚げの価格は、店舗や時期、仕入れ状況によって変わります。
過去の口コミや紹介記事では、1匹あたり千円台から二千円前後で語られることがありますが、現在も同じとは限りません。
珍味メニューは仕入れが安定しにくく、価格が変わりやすいこともあります。
予約時に使える確認フレーズ
電話で聞くのが少し恥ずかしい方もいるかもしれません。
でも、珍味メニューは事前確認がとても大切です。
次のように聞くとスムーズです。
「〇月〇日に〇名で伺いたいのですが、ウーパールーパーの唐揚げは現在提供されていますか?」
「注文する場合、事前予約は必要ですか?価格も教えていただけますか?」
「珍味が苦手な人もいるのですが、通常の居酒屋メニューもありますか?」
この3つを確認しておけば、当日になって「ない」「高い」「食べられるものが少ない」と慌てるリスクを減らせます。
飲み会の幹事が気をつけたいポイント
ウーパールーパーの唐揚げは、確かに話題性があります。
ただ、飲み会の全員が楽しめるとは限りません。
幹事として使うなら、次の配慮をしておくと安心です。
1. サプライズで出さない
珍味が苦手な人にとって、突然ウーパールーパーの唐揚げが出てくるのは驚きが強すぎる場合があります。
特にペットとして飼っていた経験がある方には、つらく感じられるかもしれません。
事前に「珍味があるお店だけど大丈夫?」と軽く共有しておきましょう。
2. 無理に食べさせない
場を盛り上げたいからといって、苦手な人に無理に食べさせるのは避けましょう。
「食べたい人だけで試す」「見るだけでもOK」という雰囲気にしておくと、全員が安心して楽しめます。
3. 普通のメニューもある店を選ぶ
珍味だけのお店だと、苦手な人が食べられるものに困ることがあります。
通常の居酒屋メニューや食べやすい料理もあるか、事前に確認しておきましょう。
4. 写真を撮る前に周囲へ配慮する
珍しい料理は写真を撮りたくなりますが、苦手な人の前で大きく見せると不快に感じることがあります。
SNSに投稿するときも、苦手な人が見たくない可能性を考え、サムネイルや投稿文に配慮するとやさしいですね。
よくある質問
Q. ウーパールーパーの唐揚げは本当においしいですか?
A. 口コミでは、淡白でクセが少ない、白身魚に近い、意外と食べやすいという感想が見られます。ただし、見た目の印象が強いため、味よりも心理的なハードルを感じる人もいます。
Q. ウーパールーパーはペットなのに食べてもいいのですか?
A. ペットとしてのウーパールーパーと、飲食店が食材として仕入れるものは分けて考える必要があります。ただし、抵抗を感じる方がいるのは自然です。無理に食べる必要はありません。
Q. 野生のウーパールーパーを食べているのですか?
A. 野生のアホロートルは絶滅が心配されている生き物です。飲食店で食べる場合は、食用として適切に仕入れられたものか、気になる方は店舗に確認しましょう。野生個体や出所不明の個体を食べることは避けるべきです。
Q. 横浜や大阪で今も食べられますか?
A. 横浜の珍獣屋、大阪の宝雪酒坊は、過去にウーパールーパーの提供が話題になったお店として知られています。ただし、現在の提供状況は変わる可能性があります。必ず来店前に店舗へ確認してください。
Q. 値段はいくらですか?
A. 価格は店舗や仕入れ状況によって変わります。過去の口コミでは千円台から二千円前後で語られることもありますが、現在価格は予約時に確認しましょう。
Q. 家で調理して食べてもいいですか?
A. おすすめできません。ペット用や出所不明の個体は食用として管理されていません。食べるなら、飲食店が食材として仕入れ、衛生管理のもとで調理したものを選びましょう。
Q. 飲み会で注文すると盛り上がりますか?
A. 珍味が好きなメンバーなら盛り上がる可能性があります。ただし、苦手な人や動物好きの人には負担になることもあります。事前に軽く確認し、食べたい人だけで楽しむ形がおすすめです。
まとめ:ウーパールーパーの唐揚げは「珍しい食体験」。ただし確認と配慮を忘れずに
ウーパールーパーの唐揚げは、見た目のインパクトが強く、話題性のある珍味です。
口コミでは、淡白でクセが少なく、意外と食べやすいという声もあります。
ただし、ペットとして親しまれている生き物でもあるため、苦手な人や抵抗を感じる人がいるのは自然です。
今回のポイントをまとめます。
- ウーパールーパーの唐揚げは、一部の珍味系飲食店で提供されてきたメニュー
- 味は淡白でクセが少ないと語られることが多い
- 見た目のハードルが高く、好き嫌いは分かれやすい
- ペット用や出所不明の個体を食べるのは避ける
- 野生のアホロートルは絶滅が心配されているため、軽く扱わない
- 横浜の珍獣屋、大阪の宝雪酒坊は過去に提供が話題になったお店
- 現在の提供状況・価格・予約可否は必ず店舗へ確認する
- 飲み会では、苦手な人に無理にすすめない
珍しい食文化に触れることは、楽しい体験になります。
でも、それは「面白ければ何でもいい」ということではありません。
命をいただくことへの感謝、苦手な人への配慮、そして食材の出所や安全性への確認。
この3つを大切にできれば、ウーパールーパーの唐揚げは、ただのネタではなく、忘れられない食体験になるはずです。
参考情報
- 環境省「ワシントン条約と種の保存法」
- 経済産業省「ワシントン条約規制対象種の調べ方」
- IUCN Red List「Ambystoma mexicanum」関連情報
- GIGAZINE「ウーパールーパーのから揚げ」実食記事
- メシ通「横浜野毛の珍獣屋」取材記事
- ホットペッパーグルメ「宝雪酒坊」店舗情報
- 食べログ「珍獣屋」「宝雪酒坊」口コミ情報