チャーハンを作ろうと思ってスーパーへ来たのに、
「ラードってどこにあるの?」
「豚の脂だから精肉コーナー?」
と売り場を何周もしていませんか?
結論からいうと、ラードは「食用油・調味料コーナー」で見つかることが多いです。
ただし、店舗によっては、
- バター・マーガリン売り場
- 中華調味料コーナー
- 製菓・製パン材料コーナー
に置かれている場合もあります。
そのため、食用油コーナーに見当たらなくても「この店にはない」とすぐ諦めなくて大丈夫です。
この記事では、スーパーでラードを探す順番から、売っていないときに牛脂や家にある油で代用する方法、「純製ラード」と「調製ラード」の違いまで、初心者向けにやさしく解説します。
- 1 【結論】ラードを探すなら、まず「食用油コーナー」へ
- 2 食用油コーナーになかったら、次に探す場所
- 3 ラードは常温で売っているの?
- 4 スーパーでラードが売っていないときは牛脂で代用できる?
- 5 精肉コーナーの「無料の牛脂」は自由にもらっていい?
- 6 牛脂をチャーハンに使う方法
- 7 ラードがないなら「サラダ油+ごま油」でもOK
- 8 バターでもラードの代用になる?
- 9 そもそもラードとは?
- 10 「純製ラード」と「調製ラード」の違い
- 11 「調製ラード=豚脂+パーム油」ではない
- 12 チャーハンには純製ラードと調製ラード、どっちがいい?
- 13 ラードを使うとチャーハンがパラパラになる?
- 14 家庭用ラードはいくらくらい?
- 15 ラードはどこで買える?
- 16 ラードを買うときのチェックポイント
- 17 ラードについてよくある質問
- 18 まとめ|ラードはまず食用油売り場、なければ他の棚もチェック
- 19 参考資料
【結論】ラードを探すなら、まず「食用油コーナー」へ
スーパーでラードを探すなら、最初にチェックしたいのはサラダ油・ごま油・オリーブオイルなどが並ぶ食用油コーナーです。
ラードは豚の脂から作られますが、家庭用商品は食用油脂として販売されているため、精肉売り場ではなく常温の油売り場に置かれることがあります。
たとえばベル食品の「純製ラード 200g」は、使いやすい家庭用サイズの商品として現在も販売されています。
見た目は大きな油のボトルではなく、チューブや小型容器の商品もあるので、棚の下段や端もよく見てみてください。
食用油コーナーになかったら、次に探す場所
ラードの陳列場所は、スーパーごとに統一されているわけではありません。
見つからない場合は、次の順番で探すと効率的です。
- 食用油コーナー
- バター・マーガリンなどの冷蔵油脂売り場
- 中華調味料コーナー
- 製菓・製パン材料コーナー
- 店員さんに確認
「ラードはありますか?」と店員さんに聞けばすぐ場所を案内してもらえます。
豚脂だからといって、精肉コーナーだけを探し続ける必要はありません。

ラードは常温で売っているの?
商品によりますが、家庭用ラードには常温保存できる商品があります。
たとえばベル食品の純製ラード200gは、ネットスーパーの商品情報でも常温保存可能とされています。
そのため、
「豚の脂だから冷蔵ケースにあるはず」
と思い込むと見つけにくくなります。
ただし、開封後の保存方法は商品によって違います。購入後は必ずパッケージ表示を確認してください。
スーパーでラードが売っていないときは牛脂で代用できる?
はい。料理によっては牛脂で代用できます。
ラードは豚の脂、牛脂は牛の脂なので同じ味にはなりませんが、どちらも動物性油脂です。
チャーハンや炒め物に使えば、サラダ油だけで作るよりも肉らしいコクや香りを加えやすくなります。
ただし、
「牛脂=ラードと同じ味」ではありません。
ラードは豚肉らしいまろやかなコク、牛脂は牛肉らしい香りが出やすいので、仕上がりの方向性は少し変わります。
精肉コーナーの「無料の牛脂」は自由にもらっていい?
ここは注意したいポイントです。
スーパーによってはステーキ肉やすき焼き用肉の近くに牛脂が置かれていますが、無料配布の条件は店舗によって違います。
肉を購入した人向けとして用意されている場合もあります。
そのため、
「ラードがなかったから牛脂だけ2個もらって帰ろう」
と自己判断するより、
「この牛脂はいただいても大丈夫ですか?」
と店員さんに確認するのが安心です。
無料だから無制限に持ち帰ってよい、という意味ではありません。
牛脂をチャーハンに使う方法
牛脂を使う場合は、最初から強火で焦がす必要はありません。
- フライパンに牛脂を入れる
- 弱めの中火でゆっくり溶かす
- 固形部分が残ったら取り除く
- 火力を上げて卵・ご飯・具材を炒める
という流れで使うと扱いやすいです。
牛脂は香りが強く感じられることもあるため、最初は少量から試してみましょう。
ラードがないなら「サラダ油+ごま油」でもOK
「牛脂もない」
「わざわざ買いに行きたくない」
という場合は、家庭にある油で十分作れます。
使いやすいのは、
サラダ油+ごま油
の組み合わせです。
ただし、これはラードの風味を再現するものではありません。
サラダ油で炒めやすさを確保し、ごま油で香ばしい中華風の香りを加える方法と考えましょう。
おすすめの使い方
チャーハン1~2人分なら、
- サラダ油:小さじ1~2程度
- ごま油:仕上げに少量
くらいから試すと使いやすいです。
ごま油を最初から多く入れると香りが強くなりすぎるので、最後に少量加えると風味を調整しやすいですよ。
バターでもラードの代用になる?
炒め物ならバターを使うこともできますが、味はかなり変わります。
チャーハンの場合、バターを使うと中華料理というより、バターライスに近いコクが出ます。
「ラードの代用品」というより、別のおいしさを楽しむアレンジとして考えるとよいでしょう。
そもそもラードとは?
ラードは、豚の脂肪組織から作られる食用油脂です。
農林水産省のJASでは、精製ラードについて、精製した豚脂または豚脂を主原料とする食用油脂から作られるものと定義されています。
炒め物だけでなく、
- チャーハン
- ラーメンスープ
- 餃子
- 中華まん
- 揚げ物
- パン
など、幅広く使われています。
「純製ラード」と「調製ラード」の違い
スーパーや通販でラードを探していると、
「純製ラード」
「調製ラード」
という言葉を見かけることがあります。
これは単なる商品名ではなく、JAS上の定義があります。
| 比較項目 | 純製ラード | 調製ラード |
|---|---|---|
| JAS上の定義 | 精製した豚脂のみを使用 | 精製した豚脂を主原料とする食用油脂を使用 |
| 特徴 | ラードらしいコク・うま味を出しやすい | 商品によって配合・特徴が異なる |
| 用途 | 炒め物、揚げ物、スープなど | 炒め物、揚げ物、スープなど |
| 家庭で選ぶなら | 豚脂らしい風味を重視したいとき | 商品特性・価格・使いやすさで選ぶ |
ミヨシ油脂によると、ラード特有のコクやうま味をより付与しやすいのは純製ラードとされています。
一方、調製ラードには、純製ラードより賞味期間が長い商品があるなどのメリットもあります。
「調製ラード=豚脂+パーム油」ではない
元の記事では、調製ラードについて、
「豚脂+パーム油など」
としていましたが、これは少し狭すぎる説明です。
JAS上の定義は、
「精製した豚脂が主原料である食用油脂を使用したもの」
です。
つまり、必ずパーム油が入っているわけではありません。
牛脂や植物油脂など、実際の配合は商品ごとに異なる可能性があります。
気になる場合は、パッケージの原材料表示を確認しましょう。
チャーハンには純製ラードと調製ラード、どっちがいい?
「お店っぽいコクを出したい」という目的なら、純製ラードは選びやすい候補です。
豚脂由来の風味をしっかり出しやすいためです。
ただし、
純製ラードを使えば必ずプロのチャーハンになるわけではありません。
チャーハンの仕上がりには、
- ご飯の水分量
- フライパンの温度
- 一度に作る量
- 卵を入れるタイミング
- 調味料の量
なども大きく影響します。
ラードは「コクや香りを足す材料のひとつ」と考えるとよいでしょう。
ラードを使うとチャーハンがパラパラになる?
ここもよく誤解されるところです。
ラードを使っただけで、自動的にご飯がパラパラになるわけではありません。
油脂は米粒をコーティングしやすくするため、炒めやすさには役立ちますが、
- 水分の多い炊きたてご飯を大量に入れる
- フライパンの温度が下がる
- 具材を入れすぎる
とベチャつくことがあります。
ラードの一番わかりやすいメリットは、パラパラ感より「コク・香ばしさ・肉系の風味」を加えられることです。
家庭用ラードはいくらくらい?
価格は店舗によって異なりますが、2026年9月時点では、イオンネットスーパーでベル食品「純製ラード200g」が税込約376円で掲載されている店舗があります。
ただし、店舗・地域・時期によって価格や取り扱いは異なります。
「どのスーパーでも同じ値段」ではないので、目安として考えてください。
ラードはどこで買える?
一般的には、次のような場所が候補です。
- 大型スーパー
- 食品スーパー
- 業務用食品店
- 中華食材店
- ネットスーパー
- 通販サイト
小規模スーパーでは取り扱いがない場合もあります。
今日中に必要なら、出かける前に店舗へ電話して、
「家庭用の純製ラードはありますか?」
と確認すると確実です。
ラードを買うときのチェックポイント
1.純製か調製か
豚脂らしい風味を重視するなら純製ラードがわかりやすいです。
2.容量
家庭でたまにチャーハンへ使う程度なら、大容量の業務用商品より200g前後の小型商品が扱いやすいでしょう。
3.保存方法
未開封・開封後の保存方法は商品によって異なります。
必ずパッケージ表示に従ってください。
4.原材料・アレルゲン
「純製ラード」という名前でも、酸化防止剤などが使用されている商品があります。
たとえばベル食品の純製ラードには、豚脂のほか酸化防止剤としてビタミンEが使われ、大豆由来のアレルゲン表示があります。
アレルギーがある方は必ず商品表示を確認しましょう。
ラードについてよくある質問
Q. ラードは精肉コーナーにはありませんか?
店舗によります。
家庭用チューブ商品は食用油・調味料売り場に置かれることが多いですが、冷蔵油脂売り場や中華材料売り場などの場合もあります。
Q. ラードは冷蔵品ですか?
商品によります。常温販売・常温保存できる商品もあります。
開封後についてはパッケージ表示を確認してください。
Q. 牛脂をラード代わりに使えますか?
炒め物やチャーハンなら代用できます。
ただし牛脂と豚脂では香りが異なるので、同じ味にはなりません。
Q. スーパーの無料牛脂は牛脂だけもらっても大丈夫?
店舗によってルールが違います。
肉購入者向けの場合もあるため、牛脂だけ必要な場合は店員さんに確認するのが安心です。
Q. サラダ油だけでもチャーハンは作れますか?
もちろん作れます。
ラードは必須材料ではありません。ラードを使うと、豚脂ならではのコクを加えやすくなります。
Q. ごま油だけで炒めてもいい?
使えますが、量が多いと香りが強くなります。
サラダ油で炒め、仕上げにごま油を少量加える方法が調整しやすいです。
Q. 純製ラードは豚脂100%ですか?
JAS上、「純製ラード」は精製した豚脂のみを使用したものと定義されています。
ただし市販品では酸化防止剤などが使用される場合があるため、実際の商品原材料はパッケージで確認してください。
まとめ|ラードはまず食用油売り場、なければ他の棚もチェック
スーパーでラードが見つからないときのポイントをまとめます。
- まず食用油・調味料コーナーを探す
- なければバター・マーガリン、中華調味料、製菓材料売り場も確認
- 店舗によって陳列場所や取り扱いは異なる
- ラードがなければ牛脂で炒め物を代用できる
- 無料牛脂は店舗ルールを確認してから使う
- 家にあるサラダ油+少量のごま油でもチャーハンは作れる
- 純製ラードは精製した豚脂のみ、調製ラードは豚脂を主原料とする食用油脂
- 豚脂らしいコクを重視するなら純製ラードが選びやすい
「豚の脂だからお肉売り場」と思いがちですが、家庭用ラードは油・調味料として並んでいることがあります。
まずはサラダ油やごま油の棚をチェックしてみてください。
それでも見つからなければ、無理に店内を何周もせず、店員さんに聞くのが一番早いですよ。
参考資料
- 農林水産省「精製ラードの日本農林規格(JAS)」
- ミヨシ油脂「純製ラードと調製ラードの違い」
- ベル食品「純製ラード 200g」商品情報
- イオンネットスーパー「ベル食品 純製ラード 200g」