りくろーおじさんとてつおじさん、どっちが先?パクリ疑惑の真相と違いを徹底比較

ふわふわと揺れる大きなチーズケーキに、おじさんの焼き印。

大阪の「りくろーおじさんの店」と、福岡の「てつおじさんの店」は、どちらも見た目の印象がよく似ているため、

  • りくろーおじさんとてつおじさんは、どっちが先?
  • どちらかが真似した商品なの?
  • 味や食感にはどんな違いがあるの?
  • 大阪や福岡に行かなくても通販で買える?

と気になっている方も多いのではないでしょうか。

先に結論をお伝えすると、チーズケーキの発売・開発時期が早いのは、大阪の「りくろーおじさんの店」です。

  • りくろーおじさんの焼きたてチーズケーキ:1984年6月発売
  • てつおじさんのチーズケーキ:1990年開発

公式沿革に記載された年を比べると、りくろーおじさんのチーズケーキが6年早く誕生したことになります。

ただし、発売年が後だからといって、それだけで「パクリ」と判断することはできません。スフレタイプのチーズケーキはひとつの菓子の形式であり、両商品には原材料や味、販売方法などにそれぞれの特徴があります。

この記事では、両店の公式情報をもとに、誕生した年、味の特徴、レーズンの有無、価格、店舗、通販方法まで、初心者の方にもわかりやすく比較します。

【この記事を書いた人】
吉岡 ルミ|ご当地スイーツライター

各地で親しまれているお菓子の歴史や特徴を調べ、「似ているけれど、実は違う」ご当地スイーツをわかりやすく紹介しています。どちらかを一方的に持ち上げるのではなく、それぞれの背景や魅力を大切にしながらお伝えします。

目次
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結論:先に発売されたのは「りくろーおじさん」

「どっちが先なの?」という疑問に答えるには、会社の創業年ではなく、それぞれのチーズケーキが発売・開発された年を比べるのが正確です。

ブランドチーズケーキの誕生時期主な出来事
りくろーおじさんの店1984年6月焼きたてチーズケーキ発売
りくろーマーク誕生
てつおじさんの店1990年ハナジャムの名物チーズケーキとして開発・命名

リクロー株式会社そのものは、1956年に菓子卸業として創業しています。

しかし、現在の看板商品である焼きたてチーズケーキが発売されたのは1984年6月です。同じ年に、チーズケーキへ押される「りくろーマーク」も誕生しました。

一方、てつおじさん側の公式沿革では、1984年に洋菓子店「HANA JAM」を開店し、1990年に責任者と一緒に名物チーズケーキを開発して、「てつおじさんのチーズケーキ」と名付けたと説明されています。

その後、1991年に福岡市の天神・親不孝通りにあった「ハナジャム公園通り店」から人気が広がり、一大ブームになりました。

覚え方

「りくろーおじさんは1984年、てつおじさんは1990年」。チーズケーキの誕生年で比べると、りくろーおじさんが6年先です。

会社の創業年とチーズケーキの発売年は別

ネット上の比較では、会社の創業年と商品の発売年が混ざって紹介されることがあります。

りくろーおじさんの会社は1956年創業ですが、最初から現在のチーズケーキを販売していたわけではありません。

正確には、次のように分けて考えます。

  • 1956年:菓子卸業として創業
  • 1984年:焼きたてチーズケーキ発売
  • 1989年:「りくろーおじさんの店」として、なんばに店舗を開設
  • 1991年:リクロー株式会社へ社名変更

「どちらの会社が古いか」を比べるのではなく、今回の疑問では「現在の看板チーズケーキがいつ登場したか」を比べるのが自然です。

りくろーおじさんとてつおじさんの違い

りくろーおじさんは、てつおじさんにパクられたの?

見た目がよく似ているうえ、どちらも「おじさん」の名前を使っているため、「てつおじさんは、りくろーおじさんを真似したのでは?」と思う方もいるかもしれません。

しかし、公開されている公式情報だけでは、模倣した、または模倣していないと断定できる根拠は確認できません。

りくろーおじさんの発売が6年早いことは事実ですが、後から発売されたという理由だけで「パクリ」と決めつけることはできません。

ふんわり焼き上げるスフレタイプのチーズケーキは、特定の1社だけが作る形式ではありません。また、両商品にはレーズンの有無や原材料へのこだわり、味の方向性などに違いがあります。

そのため、この記事では「どちらがパクリか」を決めるのではなく、誕生時期はりくろーおじさんが先。ただし、両店はそれぞれ独自の商品として発展してきたと整理します。

やさしく説明するなら

「発売はりくろーおじさんのほうが6年早いよ。でも、発売年だけではパクリとは判断できないし、味や材料にも違いがあるよ」と答えるのが公平です。

最大の違いは「レーズンの有無」

2つのチーズケーキを見分けるうえで、もっともわかりやすいのがレーズンです。

りくろーおじさんは底にレーズン入り

りくろーおじさんの焼きたてチーズケーキには、底の部分にレーズンがちりばめられています。

使用されているのは、自家製シロップに漬け込んだレーズン。ほんのりとした甘酸っぱさが、チーズケーキのやさしい味のアクセントになっています。

公式サイトでは、レーズンをお寿司の「わさび」にたとえ、チーズケーキの味を引き立てる存在と説明しています。

てつおじさんはレーズンなし

てつおじさんの定番チーズケーキには、りくろーおじさんのような底のレーズンは入っていません。

そのため、レーズンが苦手な方や、最初から最後まで素朴なチーズと卵の味を楽しみたい方には、てつおじさんが選びやすいでしょう。

選び方の目安

  • レーズンの甘酸っぱいアクセントも楽しみたい:りくろーおじさん
  • レーズンなしでシンプルに食べたい:てつおじさん

原材料や味わいの違い

どちらも、ふんわりとしたスフレタイプのチーズケーキですが、公式サイトで紹介されている素材へのこだわりには違いがあります。

りくろーおじさんはデンマーク産クリームチーズ

りくろーおじさんは、デンマークの工場から直輸入したクリームチーズを使用しています。

さらに、北海道産牛乳、厳選した卵、自家製シロップに漬けたレーズンを使い、各店舗に併設されたキッチンで1回に12個ずつ、何度も焼き上げています。

ふんわりとして口どけが軽く、温かい状態ではシュワッとほどけるような食感を楽しめるのが魅力です。

てつおじさんはチーズと九州産卵にこだわる

てつおじさんの公式サイトでは、世界中のチーズからスタッフが吟味して選んだクリームチーズを使用していると紹介されています。

卵は九州産の新鮮なものを使用。余計な添加物を加えず、甘さを控えた素朴でやさしい後味を大切にしています。

以前は「オーストラリア産クリームチーズ」と断定されていましたが、現在の公式サイトでは産地を特定せず、「世界中のチーズから厳選」と案内されています。

味と特徴を一覧で比較

比較項目りくろーおじさんてつおじさん
誕生年1984年1990年
発祥地大阪福岡
レーズンありなし
クリームチーズデンマークの工場から直輸入世界中のチーズから厳選
品質管理された厳選卵九州産の新鮮な卵
味の特徴軽やかで、レーズンがアクセント甘さ控えめで素朴な味わい
公式の店頭・通販価格1,095円公式楽天市場店で1,166円
通販公式オンラインショップ公式楽天市場店

味や食感には個人差があるため、「こちらのほうが絶対に濃厚」「こちらのほうがおいしい」とは一概にいえません。

レーズンの有無や、甘さの好みで選ぶと失敗しにくいでしょう。

価格はどっちが安い?

2026年7月に確認できる価格は、次のとおりです。

  • りくろーおじさんの焼きたてチーズケーキ:6号1個 1,095円(税込)
  • てつおじさんのチーズケーキ:公式楽天市場店で1個 1,166円(税込)

商品価格だけを見ると、現在はりくろーおじさんのほうが71円安くなっています。

ただし、通販では別途送料がかかります。配送地域や注文個数によって総額が変わるため、商品価格だけではなく、送料を含めた支払総額を確認しましょう。

価格は今後変更される可能性があります。記事を公開したあとも、定期的に公式サイトで確認するのがおすすめです。

店舗展開の違い

りくろーおじさんは大阪府内で直営店を展開

りくろーおじさんの店舗は大阪府内にあり、公式会社情報では2026年5月末時点で11店舗が掲載されています。

なんば本店をはじめ、大丸梅田店、JR新大阪駅中央口店、JR天王寺駅店、大阪伊丹空港店など、旅行や出張の途中に立ち寄りやすい店舗もあります。

ただし、「大阪でしか買えない」というわけではありません。公式オンラインショップがあり、配送可能地域であれば自宅から注文できます。

てつおじさんは福岡の店舗と通販で販売

てつおじさんは、1990年代に全国へ店舗を広げ、1995年までに45店舗を展開した歴史があります。

その後、店舗数は変化し、公式沿革によると、2026年3月にイオン乙金店が閉店しました。現在は福岡次郎丸本店やウエストコート姪浜店のほか、公式楽天市場店、ふるさと納税、期間限定の催事などを通して販売されています。

昔、地元の駅やショッピングセンターで食べたことがあり、「懐かしい」と感じる方も多いチーズケーキです。

「Uncle Tetsu」は海外でも展開

てつおじさんのチーズケーキは、海外では「Uncle Tetsu」の名前でも知られています。

グローバル公式サイトには、台湾、カナダ、オーストラリア、アメリカ、ニュージーランド、インドネシア、ベトナムなど、複数の国・地域の店舗が掲載されています。

ただし、海外の店舗は直営店とフランチャイズ店が含まれ、国や地域によって営業状況が変わります。

「世界13か国以上」など具体的な国数は、出店や閉店によって変動するため、記事内では固定せず、世界の複数の国・地域へ展開と表現するほうが情報を長く保ちやすいでしょう。

大阪を中心に直営店を展開するりくろーおじさんと、福岡で味を守りながら海外でも知られるようになったてつおじさん。それぞれ違った歩みを重ねてきたことがわかります。

デザイナー向け指示書:違い比較

タイトル:りくろーおじさんとてつおじさんの違い

  • りくろーおじさん:1984年、大阪、レーズンあり、税込1,095円
  • てつおじさん:1990年、福岡、レーズンなし、通販税込1,166円
  • 共通点:ふんわりしたスフレタイプ、おじさんの焼き印、通販対応

デザイン:左右に2つのチーズケーキを配置し、中央に共通点を表示。実在するロゴや顔をそのまま描かず、一般的なチーズケーキのイラストで表現する。

alt属性:りくろーおじさんとてつおじさんの誕生年、レーズン、価格、販売地域を比較した表

どちらがおすすめ?好み別の選び方

りくろーおじさんがおすすめな人

  • 焼きたてのふわふわ感を楽しみたい
  • レーズンが好き
  • 軽やかなチーズケーキが好み
  • 大阪のお土産を探している
  • 温め直して食感の変化も楽しみたい

てつおじさんがおすすめな人

  • レーズンが苦手
  • 甘さ控えめの素朴な味が好き
  • 九州産卵を使ったお菓子に興味がある
  • 昔食べた懐かしい味をもう一度楽しみたい
  • 冷凍通販で取り寄せたい

どちらも個性があるため、優劣を決めるより、好みに合わせて選ぶのがおすすめです。

通販で取り寄せるときの注意点

りくろーおじさんは冷蔵便

りくろーおじさんは、公式オンラインショップから冷蔵便で取り寄せできます。

消費期限は、常温では購入当日中、冷蔵では3日以内が目安です。消費期限が短いため、発送できる地域に制限があります。

注文する際は、到着予定日と、受け取ったあとに食べ切れる日程を確認しておきましょう。

てつおじさんは公式楽天市場店で購入可能

てつおじさんのチーズケーキは、公式サイトから案内されている楽天市場店で注文できます。

通販商品は冷凍で届くため、解凍方法や保存期間を商品ページで確認してください。

どちらも店舗で食べる場合と通販では、温度や食感が少し異なることがあります。届いた商品を軽く温めるなど、公式の案内に沿って食べるとおいしさを楽しみやすくなります。

よくある質問

Q.りくろーおじさんとてつおじさんは、どっちが先ですか?

A.チーズケーキの発売が早いのは、りくろーおじさんです。

りくろーおじさんは1984年6月、てつおじさんは1990年なので、りくろーおじさんが6年先です。

Q.てつおじさんは、りくろーおじさんのパクリですか?

A.公開されている情報だけでは、パクリと断定できません。

発売年はりくろーおじさんが先ですが、後発であることだけを理由に模倣とは判断できません。両商品には、レーズンや素材、味づくりなどに違いがあります。

Q.いちばんわかりやすい違いは何ですか?

A.レーズンの有無です。

りくろーおじさんには底にレーズンが入っていますが、てつおじさんの定番チーズケーキには入っていません。

Q.どちらも1,000円以下で買えますか?

A.2026年7月時点では、どちらも1,000円を超えています。

りくろーおじさんは1,095円、てつおじさんは公式楽天市場店で1,166円です。通販の場合は送料も確認しましょう。

Q.りくろーおじさんは大阪以外でも買えますか?

A.店舗は大阪府内ですが、公式通販があります。

ただし、消費期限が短いため配送地域に制限があります。公式オンラインショップで郵便番号や配送条件を確認してください。

Q.てつおじさんは福岡以外でも買えますか?

A.公式楽天市場店や催事、ふるさと納税などで購入できます。

催事の開催場所や期間は変わるため、公式サイトや公式SNSの最新情報を確認しましょう。

Q.冷たいまま食べるのと温めるのは、どちらがおすすめですか?

A.どちらにも違ったおいしさがあります。

冷やすとしっとり感が増し、温めるとふんわりした食感や卵・チーズの香りを感じやすくなります。まずはそのまま食べ、残りを温めて食べ比べるのもおすすめです。

まとめ:先に誕生したのはりくろーおじさん。でも、それぞれに違う魅力がある

りくろーおじさんとてつおじさんの違いをまとめます。

  • りくろーおじさんのチーズケーキは1984年6月発売
  • てつおじさんのチーズケーキは1990年開発
  • 誕生時期は、りくろーおじさんが6年早い
  • 発売年が後というだけで「パクリ」とは断定できない
  • りくろーおじさんには底にレーズンが入っている
  • てつおじさんの定番チーズケーキにはレーズンが入っていない
  • どちらも店舗だけでなく通販でも購入できる

最終結論

「どっちが先?」への答えは、1984年発売のりくろーおじさんです。

ただし、てつおじさんを単純な模倣商品と決めつける根拠は確認できません。両方の歴史や味の違いを知ったうえで、それぞれの魅力を楽しむのがおすすめです。

レーズン入りの軽やかな味を楽しみたいなら、りくろーおじさん。レーズンなしで、甘さ控えめの素朴な味を楽しみたいなら、てつおじさん。

機会があれば、ぜひ両方を食べ比べて、ご自身やご家族のお気に入りを見つけてみてくださいね。


参考情報

  • リクロー株式会社公式サイト「会社概要・あゆみ」
  • りくろーおじさんの店公式サイト「焼きたてチーズケーキ」
  • てつおじさんの店公式サイト「会社概要・チーズケーキの物語」
  • てつおじさんの店公式楽天市場店
  • Uncle Tetsuグローバル公式サイト「Store Locations」
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