父親の身体の動きが急激に悪化して、今まで出来ていたことがどんどん出来なくなってきました。
要支援までで済んでいたのが、要介護状態に・・・。
要介護認定の変更は簡単にできるものなのでしょうか?
要介護認定の変更をするには
急激な介護度の変化に困ってしまい、自宅で介護するにも限度があるため、もっと上の介護保険サービスが受けられるようにと思い、ケアマネージャーに相談してみました。
すぐに認定調査員に来てもらうようお願いしてもらい、2週間後には訪問調査に来てもらえました。
思った以上にスムーズに調査してもらいました。
結果は約1ヶ月程度で通知されるのですが少し遅くなり、実際には1ヶ月半くらいで通知が届きました。
ただし、認定の有効期限は、さかのぼって開始されるので、訪問調査してもらった日から有効になるようです。
要介護状態区分は、要介護4です。(以前は、要支援2)
要介護認定の変更をしなければならなくなった理由
要支援2だった父親が1ヶ月で、今まで一人で出来ていたことがどんどん出来なくなってしまったのです。
4月末まで近所には歩いて出かけていた父親が、5月末には介助なしでは歩行できない状態になっていました。
何とか立つことは出来るのですが、足が前に出ていかないんです。
手すりにつかまることで何とか少しずつですが歩くことが出来る程度です。
ふらつきながら進んでいるので介助しないと、いつ転ぶか危険な状態でした。
手の動きも悪くなって、食事も上手く出来ません。こぼしてしまう量が半端なく多くなりました。
入浴の介助の問題
以前は、お風呂場まで歩行するのを介助して、何とかお風呂椅子に座らせ、洗ってあげることで自宅での入浴も出来ました。
手足の動きが悪すぎて、浴室内での移動がとても危険な状態になりました。
濡れていて滑りやすいし、つかむところも少ないので介助するのもとても大変になってきました。
夜間のトイレ介助の問題
多くの介助の中でも一番大変なのが、夜間のトイレ介助です。
昼間のトイレ介助は比較的、問題なく介助できます。
高齢者になると夜間のトイレの頻度が増します。深夜に1時間~2時間おきに、トイレの介助をしようと思ったら、寝ることはできません。
それが1日や2日のことであれば、何とか対応することも出来ますが、長く続くと完全に介護する側が倒れてしまいます。
介護保険サービスの範囲が広がった
要支援2だった父親が1ヶ月で要介護4になることで、介護保険サービスを受けることが出来る金額も多くなったので、介護サービスの助けを借りることが出来るようになりました。
いくらでもお金があれば、介護保険サービスを使わなくても有料の介護施設に入ってもらえば良いのでしょうか、そんな人は極限られた人たちです。
長期のショートステイを活用することで、自宅での介護をする日数を減らして、介護する側の自分たちの生活を守りながら、介護をすることが出来るようになりました。
介護する割合が増えたら、すぐに要介護認定の変更を
要介護認定は、状況の変化に対応するために定期的に見直しするための認定調査がありますが、介護するのに目立った変化が出てきたら、すぐに要介護認定の変更をお願いしましょう。