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流動食でも誤嚥の危険性が高くなった父の行き先

もともと施設でショートステイをしていた時に誤嚥性肺炎になり、救急車で救急病院に入院して肺炎は完治したのは良かったのですが・・・。

退院しても、続けて医療的なケアが必要なために、元いた施設には戻れなくなってしまいました。

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療養病棟に転院

介護施設に入っていた父ですが、嚥下がうまくできなくなり、口から食事をできなくなったり、痰がからみやすくなって自分で吐き出すことが出来なくなったことで、療養病棟に入ることになりした。

療養病棟にも2つの種類があって、医療保険(健康保険)が適用される医療療養病棟と、介護保険が適用される介護療養病棟があります。

父の場合は治療を終えても、引き続き医療提供の必要度が高く、病院での療養が継続的に必要な場合には、医療保険が適用される医療療養病棟と呼ばれる病院に転院することとなりました。

具体的には、点滴による栄養補給と、痰吸引などの医療的なケアを長期的に必要としています。

介護保険のサービス利用終了

医療保険が適用される病院に入院することになるので、入院している間は介護保険のサービスは利用出来なくなります。

父の場合は、要介護認定の認定有効期間満了が来月末なので、要介護認定の更新申請をする時期になっているのですが、更新の必要がなくなりました。

なので元気になって病院を退院し、介護保険が適用される施設に入れるようになってから、再度要介護認定を受ければ良いことになるそうです。

要介護認定が無くなるので、介護保険を使ってレンタルしている車椅子や歩行器なども全部返却になります。

大きな選択の結果です

担当医師からは、延命処置として『胃ろう』までするのか、しないのであれば点滴での栄養補給にするかの選択をしてくださいと告げられました。

口から食事が摂れない場合の選択として、

胃ろう
おなかに小さな穴を開けて、胃の中までつながるチューブを入れて、直接胃に栄養を送れるようにする方法

点滴
血管(静脈)から直接栄養を注入する方法

のどちらを選択するかでした。

胃ろうしたからといってどれだけの延命になるのかと思うし、毎日辛そうな顔をしている父を見ると、延命するのが良いのかとも悩みました。

胃ろうまですると、介護施設でも受け入れ可能な施設が多少あるのですが、状態が悪くなると病院の行き来が大変なことと、痰吸引は必須なので、病院で看てもらうのが安心だという思いもありました。

医者からすると老衰なのでと、自然なことのように言われるのですが、やはり長生きしてもらいたいと思う気持ちも強いので、自分との葛藤もありました。

選んだのは点滴で栄養を摂り続けるという選択肢でした。

口から食事が出来るという嚥下の重要性をものすごく認識しました。

 

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