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『あご』って、どんな魚?

よく使う出汁に『あごダシ』がありますが、『あご』という魚がいてその魚のだしだと思っている人がかなりいるようです。

『あご』というのは飛魚(トビウオ)のことを言います。

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どうして『あご』というのか?

色々な説があります。

「あごが落ちるほど美味しいから」
「食べるときに硬くてあごをよく使うから」
「トビウオを前からみると顎が出ているから」
「トビウオの学名:Cypselurus agooから」

など諸説あります。

トビウオは、飛び跳ねたりと運動量が多いので、雑味の原因になる脂肪分が少なく、たんぱく質が豊富で、青臭さがあまりありません。

なので、刺身、すり身、塩焼き、唐揚げなどにして食べられていますが、中でも『あごだし』は深いうま味がありながら、すっきりとした上品な口当たりになります。

このことからも名前の由来は、「あごが落ちるほど美味しいから」と思いたいですね。

 

あご野焼き

『あご』と言えば、とぶさんの地元(出雲地方)には、あご野焼き(あごのやき)というものがあります。

トビウオは回遊魚なので、6月頃に出雲地方へやってきます。

そして、6月はちょうど産卵の時期なので一番脂がのっていて、トビウオの旬の時期と言えます。

山陰地方では、あご(飛魚)をすり身にし練り物にして、「野(外)」で「焼いて」食べたことから『あご野焼き』が誕生しました。

ちくわに似ていますが、ちくわより太いことと、ちくわには両端に「耳」と呼ばれる白い部分がありますが、耳がない、端まで焼けていることが違いです。

【あご野焼き】

酒の肴として、わさび醤油をつけて食べるのが、とぶさんは好きです。
→ とぶさんがよく食べるあご野焼きは、こちら

 

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