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この記事の執筆者:ツール&マテリアル研究家 / プロモデラー
模型誌での塗料比較連載や、自身のYouTubeチャンネルで最新マテリアルの実践的レビューを発信。新しい表現を追い求めるクリエイターの同志として、専門用語を噛み砕き、実践的なノウハウを熱量を持って伝えます。
SNSや動画で、「世界一黒い車」や「立体なのに穴にしか見えない物体」を見て、思わず目が止まったことはありませんか?
あの不思議な黒さを見ると、こんなふうに思いますよね。
「プラモデルに塗ったら、すごい作品になりそう」
「ガレージキットの背景や内部メカに使ったら、奥行きが消えるかも」
「ベンタブラックって、どこで買えるの?」
結論から言うと、ベンタブラックは、一般の人が模型用塗料のように気軽に買って使えるものではありません。
そもそも、ベンタブラックは「黒い絵の具」ではなく、光を極限まで吸収するために作られた特殊な超低反射コーティングです。
ただし、がっかりしなくても大丈夫です。
現在は、模型や立体作品に使いやすい超低反射の黒色塗料やシート素材が登場しています。
中でも「真・黒色無双」は、一般購入できる水性アクリル塗料として人気があり、模型表現にも使いやすい選択肢です。
この記事では、ベンタブラックの仕組み、なぜ一般購入しにくいのか、模型に使える代替塗料、真・黒色無双の使い方と注意点まで、初心者にもわかりやすく解説します。
この記事でわかること
- ベンタブラックとは何か
- なぜ真っ黒に見えるのか
- ベンタブラックは買えるのか
- 模型やプラモデルに使えるのか
- 代替塗料「真・黒色無双」の特徴
- 真・黒色無双の塗り方と注意点
- 黒色無双・太黒門・ファインシャットの違い
- 模型で黒を効果的に使うアイデア
- 1 ベンタブラックとは?
- 2 なぜベンタブラックは黒く見えるの?
- 3 ベンタブラックは買える?
- 4 ベンタブラックはプラモデルに使える?
- 5 模型に使える代替塗料なら「真・黒色無双」
- 6 ベンタブラック・真黒色無双・普通の黒色塗料の比較
- 7 真・黒色無双の注意点
- 8 真・黒色無双を使うならどこに塗る?
- 9 真・黒色無双の塗装手順
- 10 エアブラシで塗るときのコツ
- 11 筆塗りでも使える?
- 12 真・黒色無双が向かない使い方
- 13 黒をもっと深く見せる下地の考え方
- 14 黒色無双以外の代替素材
- 15 用途別おすすめの黒素材
- 16 模型でのおすすめ表現アイデア
- 17 安全に使うための注意点
- 18 よくある質問
- 19 まとめ:ベンタブラックは買いにくい。でも模型表現なら代替素材で十分楽しめる
ベンタブラックとは?
ベンタブラックとは、イギリスのSurrey NanoSystemsが開発した超低反射の黒色コーティングです。
英語では「Vantablack」と表記します。
Vantablackの「Vanta」は、Vertically Aligned NanoTube Arraysの略と説明されます。
日本語にすると、「垂直に並んだナノチューブの集合体」という意味です。
代表的なベンタブラックは、非常に細いカーボンナノチューブがびっしり並んだ構造によって、光をほとんど反射しないように作られています。
そのため、凹凸のある物体に塗られていても、私たちの目には平らな黒い穴のように見えることがあります。

なぜベンタブラックは黒く見えるの?
私たちは、物体に当たって反射した光を見ることで、色や形、立体感を認識しています。
たとえば、普通の黒い塗料でも、少しは光を反射します。
その反射光のおかげで、表面のツヤ、凹凸、影の違いが見えます。
ところが、ベンタブラックのような超低反射素材では、入ってきた光がほとんど戻ってきません。
カーボンナノチューブのすき間に入った光は、内部で何度も反射しながら奥へ進み、最終的に吸収されます。
目に戻る光が少ないため、形の情報が消えたように見えるのです。
普通の黒とベンタブラックの違い
| 種類 | 見え方 | 特徴 |
|---|---|---|
| 普通の黒い塗料 | 黒いが、形やツヤは見える | ある程度の光を反射する |
| つや消し黒 | 反射が少なく落ち着いた黒 | 模型塗装で使いやすい |
| ベンタブラック | 凹凸が消え、穴のように見えることがある | 光を非常に強く吸収する特殊コーティング |
つまり、ベンタブラックのすごさは「黒い色」そのものだけではありません。
光の反射を極端に減らし、立体感まで消してしまうように見えるところが特別なのです。
ベンタブラックは買える?
一般の人が、ベンタブラックを模型用塗料のように買って使うことは、基本的に難しいです。
理由は大きく3つあります。
1. そもそも家庭用塗料ではない
ベンタブラックは、ホームセンターや模型店で売っているような塗料ではありません。
航空宇宙、光学機器、赤外線対策、迷光対策など、専門分野で使われる超低反射コーティングとして開発されています。
一般的な筆塗りやスプレー塗装の感覚で使うものではありません。
2. 施工に専門設備が必要なタイプがある
カーボンナノチューブ系のベンタブラックは、対象物の表面に特殊な構造を作る技術です。
そのため、真空設備や熱処理など、専門的な施工環境が必要になるタイプがあります。
プラスチック製の模型やガレージキットに、そのまま使うのは現実的ではありません。
3. 用途や契約の制約がある
ベンタブラックは、用途や契約によって使える範囲が限られています。
特にアート用途では、過去に使用権をめぐる話題が大きく取り上げられました。
そのため、一般のクリエイターが自由に購入し、好きな作品へ塗るような素材ではないと考えておくとよいでしょう。
ポイント
ベンタブラックは「買えない黒い塗料」というより、「専門用途向けの超低反射コーティング」と考えるとわかりやすいです。模型に使いたい場合は、一般販売されている超低反射塗料やシート素材を選ぶのが現実的です。
ベンタブラックはプラモデルに使える?
ベンタブラックをプラモデルに直接使うのは、現実的ではありません。
理由は、施工方法、素材への負担、入手性、扱いの難しさにあります。
プラモデルの多くは、熱や薬品に弱い樹脂でできています。
高温処理や特殊なコーティング工程には向きません。
また、仮に非常に黒いコーティングを施せたとしても、表面がデリケートで触れない、こすれに弱い、組み立て時に傷つくといった問題があります。
模型に使うなら、模型用として扱いやすい代替塗料を選ぶほうが安心です。
模型に使える代替塗料なら「真・黒色無双」
ベンタブラックの代わりに模型や立体作品で使いやすい黒色塗料として、よく知られているのが「真・黒色無双」です。
真・黒色無双は、暗素研が販売している水性アクリル塗料です。
一般的な黒色塗料より光の反射が少なく、エアブラシドライ塗装で可視光の光吸収率99.4%を達成すると公式に案内されています。
模型や立体造形に使うと、普通のつや消し黒とは違う、深い黒を表現しやすくなります。
真・黒色無双の特徴
- 水性アクリル塗料
- 一般購入しやすい
- エアブラシ塗装に向いている
- 非常に反射が少ない黒を表現できる
- 模型、立体作品、撮影小物に使いやすい
- 塗膜はとてもデリケート
- 触る場所や可動部には向きにくい
真・黒色無双は、あくまで「手軽に使える超低反射塗料」としてとても魅力的です。
ただし、万能ではありません。
とくに塗膜の弱さは、購入前に必ず知っておきたいポイントです。
ベンタブラック・真黒色無双・普通の黒色塗料の比較
| 比較項目 | 普通の黒色塗料 | 真・黒色無双 | ベンタブラック |
|---|---|---|---|
| 入手しやすさ | とても入手しやすい | 一般購入しやすい | 一般用途では難しい |
| 黒さ | 製品による | 非常に黒い | 極めて黒い |
| 模型への使いやすさ | 使いやすい | 使えるが注意点あり | 現実的ではない |
| 塗膜の強さ | 製品によるが比較的扱いやすい | 弱い。触れない場所向き | 用途・種類により専門管理が必要 |
| 施工方法 | 筆塗り、スプレー、エアブラシ | エアブラシ推奨 | 専門設備が必要なタイプあり |
| おすすめ用途 | 通常の模型塗装全般 | 背景、ダクト奥、内部メカ、展示用作品 | 専門用途、光学・宇宙・デザイン分野など |
模型で使うなら、扱いやすさと黒さのバランスを考えることが大切です。
「とにかく最黒」を追いかけるより、作品のどこに使うかを決めてから選びましょう。
真・黒色無双の注意点
真・黒色無双はとても魅力的な塗料ですが、普通の模型用塗料と同じ感覚で使うと失敗しやすいです。
特に注意したいのは、次の3つです。
1. 塗膜が弱い
真・黒色無双は、光を吸収するための表面がとてもデリケートです。
指で触ったり、こすれたりすると、表面がつぶれてテカリが出ることがあります。
そのため、完成後に触る場所には向きません。
2. 可動部には向かない
関節、武器の持ち手、差し替えパーツ、はめ込み部分など、こすれる場所に塗ると、すぐに傷んだりツヤが出たりする可能性があります。
可動プラモデルの全身に塗るより、触らない場所に限定して使うのがおすすめです。
3. トップコートで保護すると黒さが変わる
「塗膜が弱いなら、上からつや消しクリアを吹けばいいのでは?」と思うかもしれません。
しかし、クリアコートを重ねると表面の質感が変わり、超低反射の黒さが弱くなることがあります。
保護を優先するか、黒さを優先するかを考えて使いましょう。
真・黒色無双を使うならどこに塗る?
真・黒色無双は、触らない場所、奥行きを消したい場所、影を強く見せたい場所に向いています。
おすすめの使用場所
- メカ内部の奥まった部分
- ダクトの中
- バーニアの内側
- ロボットの装甲裏
- ジオラマの暗い穴や背景
- 宇宙表現の背景
- 撮影用の黒背景
- フィギュア台座の影部分
- 発光ギミック周辺の迷光対策
たとえば、ガンプラのダクト奥やバーニア内部に使うと、内部が見えにくくなり、ぐっと引き締まった印象になります。
また、ジオラマの穴や影に使うと、奥行きが深く見えることがあります。
真・黒色無双の塗装手順
真・黒色無双は、エアブラシで薄く塗るのがおすすめです。
筆塗りでも使える場合がありますが、ムラやテカリが出やすくなることがあります。
基本の塗装手順
- パーツの表面のホコリや油分を落とします。
- 必要なら下地を黒や暗いグレーで整えます。
- エアブラシで薄く吹きます。
- 一度に厚塗りせず、乾かしながら重ねます。
- 完全に乾燥するまで触らないようにします。
- 乾燥後も、できるだけ表面に触れないようにします。
ポイントは、一度で真っ黒にしようとしないことです。
薄く、やさしく、少しずつ重ねるほうが、黒さを出しやすくなります。
エアブラシで塗るときのコツ
1. 厚塗りしない
厚く塗りすぎると、塗料がたまり、表面が平らになって反射が出やすくなることがあります。
軽く吹き重ねるイメージで塗りましょう。
2. 少し離してふんわり吹く
表面に細かい粒子を乗せるようなイメージで、ふんわり吹くと超低反射感が出やすくなります。
ただし、離しすぎるとザラつきすぎたり、うまく定着しなかったりすることもあります。
必ず不要パーツで試してから本番に使いましょう。
3. 乾燥中に触らない
乾燥前はもちろん、乾燥後も表面はデリケートです。
指紋やこすれで質感が変わることがあります。
持ち手やクリップを使い、塗装面に触れない工夫をしましょう。
4. 最後に組み込むパーツへ使う
組み立て中に触ると傷みやすいため、真・黒色無双を塗ったパーツは、できるだけ最後に取り付けるのがおすすめです。
筆塗りでも使える?
真・黒色無双は水性アクリル塗料なので、筆で塗ることもできます。
ただし、最高の黒さを狙うならエアブラシのほうが向いています。
筆塗りでは、筆跡、ムラ、厚塗り、表面のつぶれが出やすくなります。
小さなダクトの奥や、ほとんど見えない影部分なら筆塗りでも十分に効果を感じられることがあります。
筆塗りで使う場合のコツ
- 一度に厚く塗らない
- 柔らかい筆を使う
- 何度も同じ場所をこすらない
- 小さな面積に限定する
- 乾燥後は触らない
広い面積をムラなく仕上げたい場合は、エアブラシを検討しましょう。
真・黒色無双が向かない使い方
真・黒色無双は、どこにでも使える万能塗料ではありません。
次のような使い方は、あまり向いていません。
- 可動フィギュアの関節部分
- 手でよく持つ武器や小物
- 差し替えパーツの接続部
- 頻繁に触る台座
- 上からデカールを貼る部分
- ウェザリングでこする部分
- 完成後に持ち運ぶ作品の外装全体
とくに、組み立てながら何度も触るプラモデルでは、全身に塗るより「一部に効かせる」使い方がおすすめです。
黒をもっと深く見せる下地の考え方
真・黒色無双はそれ自体がとても黒い塗料ですが、下地を整えると失敗しにくくなります。
おすすめの下地
- つや消し黒
- ダークグレー
- 黒サーフェイサー
- 光沢の少ない暗色塗装
明るい下地に直接塗ると、塗り残しが目立つことがあります。
先に黒系の下地を作っておくと、少ない塗り重ねでも自然に仕上がります。
黒色無双以外の代替素材
「塗料ではなく、背景や撮影用に使いたい」という場合は、シートや布素材も選択肢になります。
特級暗黒布 太黒門
暗素研の「特級暗黒布 太黒門」は、可視光の全反射率0.1%、つまり光吸収率99.9%と案内されている起毛布系の素材です。
模型そのものに塗るというより、撮影背景や展示背景として使いやすい素材です。
作品の後ろに敷くと、背景が深い黒になり、被写体の輪郭が引き立ちます。
ファインシャットシリーズ
ファインシャットシリーズは、光学機器内部の反射防止素材として開発された薄いシート素材です。
模型の内部や撮影機材の反射防止など、塗装よりもシートで処理したい場合に向いています。
黒色無双・絨
2026年には、歩行や水洗いにも耐えるフロア材として「黒色無双・絨」も登場しています。
模型用というより、展示空間や撮影環境など、広い面の低反射化に向いた素材です。
用途別おすすめの黒素材
| 用途 | おすすめ素材 | 理由 |
|---|---|---|
| プラモデルのダクト奥 | 真・黒色無双 | 小面積で黒さを効かせやすい |
| ジオラマの穴や影 | 真・黒色無双 | 奥行きが消えるような表現に向く |
| 撮影背景 | 太黒門、無反射植毛布 | 広い面を黒く見せやすい |
| 光学機器内部の反射対策 | ファインシャットシリーズ | 薄く、発塵を抑えたい用途に向く |
| 床や展示空間の低反射化 | 黒色無双・絨 | 耐久性を重視した素材 |
模型に直接使うなら真・黒色無双。
背景なら太黒門や無反射植毛布。
内部反射対策ならファインシャット。
このように、用途で選ぶと失敗しにくくなります。
模型でのおすすめ表現アイデア
1. バーニア内部を真っ黒にする
ロボット模型のバーニア内部に使うと、奥が見えないほど深い黒になり、外側の金属色が引き立ちます。
2. ダクトや排気口の奥へ使う
ダクトの奥を黒くすると、内部構造が深く見えます。
小面積なので、真・黒色無双の弱点である「触れない問題」も避けやすいです。
3. 宇宙ジオラマの背景に使う
宇宙空間やブラックホール風の表現に向いています。
星を描かず、あえて何も見えない黒として使うのも印象的です。
4. 発光ギミックの周辺に使う
LEDの光が漏れてほしくない部分に黒を入れると、光る部分とのコントラストが強くなります。
ただし、熱を持つ部品の近くでは素材の耐熱性も確認しましょう。
5. 台座の一部に使う
台座のくぼみや影になる部分に使うと、作品が浮かび上がるように見えることがあります。
ただし、手で触る外周部分には使わないほうが安心です。
安全に使うための注意点
塗料を使うときは、黒さだけでなく安全にも気を配りましょう。
- 換気をしながら作業する
- エアブラシ使用時はマスクを着用する
- 目や口に入らないようにする
- 子どもやペットの近くで作業しない
- 説明書の使用方法を確認する
- 乾燥するまで触らない
- 塗装後のパーツは丁寧に扱う
水性塗料でも、霧状にして吸い込むのは避けたいところです。
エアブラシを使う場合は、塗装ブースや換気、マスクを用意しましょう。
よくある質問
Q. ベンタブラックはAmazonで買えますか?
A. 一般的な模型用塗料のようにAmazonで買って使うことはできません。ベンタブラックは専門用途向けの超低反射コーティングで、一般のモデラーが自由に塗れる素材ではありません。
Q. ベンタブラックは塗料ですか?
A. 種類によります。代表的なカーボンナノチューブ系のベンタブラックは、一般的な塗料というより特殊なコーティング技術です。一方で、Vantablackシリーズには塗料系の製品もありますが、模型用として一般販売されているものではありません。
Q. 真・黒色無双はベンタブラックと同じですか?
A. 同じではありません。真・黒色無双は一般購入できる水性アクリル塗料です。ベンタブラックとは成分も施工方法も異なります。ただし、模型や立体作品で非常に黒い表現をしたい場合の現実的な代替候補になります。
Q. 真・黒色無双は筆塗りできますか?
A. できますが、最高の黒さを狙うならエアブラシ塗装が向いています。筆塗りではムラやテカリが出やすいことがあります。
Q. 真・黒色無双はトップコートできますか?
A. 可能ではありますが、トップコートを重ねると表面の質感が変わり、黒さや低反射感が弱くなることがあります。黒さを優先するなら、触らない場所に使い、保護しない運用も検討しましょう。
Q. ガンプラの全身に真・黒色無双を塗ってもいいですか?
A. おすすめしにくいです。塗膜が弱いため、組み立てやポージングで触るとテカリや傷が出やすくなります。ダクト奥、バーニア内側、装甲裏など、触らない部分に使うほうが向いています。
Q. 撮影背景として使うなら何がおすすめですか?
A. 塗料よりも、太黒門や無反射植毛布のような低反射シート・布素材が使いやすいです。広い面をきれいに黒く見せたい場合に向いています。
まとめ:ベンタブラックは買いにくい。でも模型表現なら代替素材で十分楽しめる
ベンタブラックは、光を極限まで吸収する特別な超低反射コーティングです。
その黒さはとても魅力的ですが、一般の人が模型用に買って塗るものではありません。
模型や立体作品で黒さを楽しみたいなら、真・黒色無双や太黒門など、一般購入できる代替素材を使うのが現実的です。
今回のポイントをまとめます。
- ベンタブラックは超低反射の特殊コーティング
- 代表的なものはカーボンナノチューブ構造で光を強く吸収する
- 一般の模型用塗料として気軽には買えない
- プラモデルに直接使うのは現実的ではない
- 模型用の代替なら真・黒色無双が使いやすい
- 真・黒色無双は水性アクリル塗料で、エアブラシ塗装に向いている
- 塗膜は弱いため、触らない場所に使うのがおすすめ
- ダクト奥、バーニア内部、ジオラマの影、撮影背景に向いている
- 背景用途なら太黒門や無反射植毛布も選択肢
- 黒さだけでなく、耐久性や使う場所も考えて選ぶ
ベンタブラックそのものが手に入らなくても、表現をあきらめる必要はありません。
むしろ、真・黒色無双のような塗料を「どこに使うか」を工夫することで、作品の奥行きやコントラストは大きく変わります。
全身を真っ黒にするより、ここぞという影や奥まった部分に使う。
それだけで、模型の印象がぐっと引き締まります。
ぜひ、不要パーツで試しながら、自分だけの「深い黒」の表現を楽しんでみてください。
参考情報
- Surrey NanoSystems「Vantablack」公式情報
- 暗素研「真・黒色無双」公式製品情報
- 暗素研「VANTABLACK vs 太黒門」比較解説
- 暗素研「特級暗黒布 太黒門」公式製品情報
- 暗素研「ファインシャットシリーズ」公式製品情報
- 黒色塗料・模型塗装に関するレビュー記事、製品資料