命日、月命日、祥月命日など色々な命日と呼ばれる日が存在するのですが、とぶさんは良くわかっていないので、整理したいと思います。
命日
命日とは、故人が亡くなった日のことを言うので、一般的に故人の亡くなった日(○月△日)を毎年「命日」と呼ぶことが多いです。
しかし本来「命日」とは故人が亡くなった○月△日の△日の部分を言うようです。
祥月命日
故人が亡くなった○月△日のことは、祥月命日(しょうつきめいにち)と呼ぶのが正しいようです。
祥月とは、亡くなった月のこと(○月)で、亡くなった日(△日)と合わせて○月△日を『祥月命日』と言います。
『祥月命日』のことを『忌日(きにち・きじつ)』とも言います。
亡くなった翌年、1年後の祥月命日に行われるのが『一周忌法要』になります。
月命日
そして亡くなった日とは違う月の命日のことを『月命日(つきめいにち)』と言います。
例えば7月16日が『命日』の場合には、7月以外の毎月16日が『月命日』になる訳です。
月命日は故人が亡くなった日の翌月から始まります。
故人が亡くなった日の1ヶ月後が、初めての月命日となりますが、初月忌(はつがっき)と呼ばれています。
周忌
大きな法要は『祥月命日』に行われていて、亡くなった翌年、1年後の祥月命日に行われるのが『一周忌法要』になります。
『周忌』は数え年で数えるので、亡くなった2年後の祥月命日に行われるのが『三回忌法要』になります。
その後は、亡くなった6年後の祥月命日に行われるのが『七回忌(しちかいき)法要』になります。
12年後に行われる『十三回忌』、16年後に行われる『十七回忌(じゅうしちかいき)』、22年後に行われる『二十三回忌』、32年後に行われる『三十三回忌』などがあります。
月命日はいつまで続ける
月命日は故人が亡くなった日の翌月から始まりますが、ではいつまで月命日の供養を続けるのでしょうか?
月命日には終わりの決まりがないので、続けようと思えばいつまでも永遠に続きます。
月命日は、故人を思い供養するために行う行事なので、とぶさんは父を供養したいと思う気持ちが続く限り、毎月、月命日をしていきたいと思います。