この記事を書いた人
長嶋 智也(JAPAN MENSA 現役会員 / ITエンジニア・ライター)
メンサ歴5年。複数のSIG(ボードゲーム、謎解き)に所属し、新入会員向けの案内役も務める。かつての自分のように「メンサって怪しいのでは?」と疑っている方へ、同じ目線でリアルな実態をお伝えします。
テレビのクイズ番組やネット記事で、「IQ上位2%のメンサ会員」という言葉を見て、「メンサって実際はどんな団体なんだろう?」「すごい人ばかりの秘密結社みたいな感じ?」と気になったことはありませんか?
なんとなく気になるけれど、ちょっと近寄りがたい。そんな印象を持っている方も多いと思います。
でも実際のメンサは、ただすごい人だけの集まりとひと言で片づけられるものではありません。
Mensa Internationalは、標準化された知能検査で全人口の上位2%以内に入る人のための国際的な団体で、日本支部がJAPAN MENSAとして活動しています。
JAPAN MENSA公式でも、「上位2%のIQ(知能指数)を持つ人達が参加する国際グループ」と案内されています。
この記事では、メンサの基本的な意味、JAPAN MENSAの活動内容、入会方法、年会費などを、初心者さんにもわかりやすくやさしく解説していきます。
「興味はあるけれど、ちょっと不安」という方が、安心して全体像をつかめる記事を目指しました。
メンサ(MENSA)とは?まずは基本からやさしく整理
メンサ(Mensa)は、知能検査の結果が全人口の上位2%に入る人のための国際的な団体です。
Mensa International公式では、入会資格は標準化され、適切に実施された知能検査で上位2%に入ることとされています。
また、「Mensa」という名前はラテン語でtable(テーブル)を意味すると説明されています。
ここには、肩書きや立場よりも、同じテーブルを囲むように人が集まるイメージが込められています。
このため、よくある「天才だけの秘密結社」「ずっと頭のよさを競い合う場」といったイメージは、少し誤解が混ざっています。
もちろん高IQという共通点はありますが、それだけで性格や趣味、職業まで同じになるわけではありません。
JAPAN MENSA公式でも、日本支部は会員同士の知的交流の場を提供する団体として紹介されています。
「メンサ会員=天才集団」は本当?よくある誤解
メンサに興味を持つ方の多くが、まずここで引っかかりますよね。
たしかに、上位2%という数字だけを見ると、とても特別に感じます。
でも、メンサの入会条件は基本的に「知能検査で一定基準を満たしていること」であって、学歴、職業、収入、資格などが問われるわけではありません。
JAPAN MENSA公式でも、会員資格の中心は入会テストの基準を満たすこととされています。
つまり、メンサ会員だからといって、全員がテレビで見るような何でも完璧な天才というわけではありません。
むしろ実際には、いろいろな分野の人がいるからこそ、会話や交流が面白いとも言えます。
JAPAN MENSA公式でも、活動として例会、オフ会、食事会、海外会員との交流会などが紹介されていて、堅苦しい勉強会だけの組織ではないことがわかります。
やさしい見方
「メンサに入る人=特別すぎて近寄れない人」ではなく、「知的なことに関心のある人が集まりやすいコミュニティ」と考えると、イメージしやすくなります。
JAPAN MENSAではどんな活動をしているの?
ここが一番気になる方も多いのではないでしょうか。
JAPAN MENSA公式では、活動内容として次のようなものが案内されています。
- 例会やオフ会、食事会の開催
- 毎月の会員向け会報の発行
- 東京・大阪など各地での入会テスト開催
- 海外から来たMENSA会員との交流会
また、公式には「各分野毎に専門のSIGを提供します」とも説明されています。
SIGはSpecial Interest Groupの略で、共通の趣味や関心ごとでつながるグループ活動のことです。
原稿にもあったボードゲーム、謎解き、食べ歩きのようなイメージは、このSIG活動に近い理解として自然です。
つまり、JAPAN MENSAの活動は、会議や試験だけではなく、興味の近い人同士で交流する場が大きな魅力になっていると考えられます。

メンサに入るには?入会条件をわかりやすく解説
JAPAN MENSA公式では、日本在住の15歳以上の方が主催テストを受けられると案内されています。
さらに、18歳未満の場合は保護者の承諾書が必要です。
入会テストは日本語で実施されるため、日本語で一般的なコミュニケーションが難しい場合は受験できないとされています。
ここで大切なのは、「IQ130以上なら必ず入れる」といった単純な書き方をしないことです。
Mensa International公式では、たとえばスタンフォード・ビネーで132以上、Cattellで148以上などの例が紹介されていますが、テストの種類によって基準の見え方は異なります。
JAPAN MENSAの実際の入会判定は、公式の入会テストまたは証明書審査によって行われると理解するのが安全です。
そのため、「昔ネットのIQテストで高かったから入れるはず」とは言い切れません。
無料のネットIQテストは、JAPAN MENSAの公式な判定には使えないと考えておくのが無難です。
入会方法は大きく2つあります
JAPAN MENSAへの入会ルートは、大きく分けて2つあります。
1. JAPAN MENSA主催の入会テストを受ける
もっとも一般的なのは、JAPAN MENSAが主催する入会テストを受ける方法です。
公式サイトでは、全国の主要都市で不定期に開催されていて、申込締切は開催日の10日前と案内されています。
思い立ってすぐ申し込めるとは限らないので、気になる方は日程を早めに確認しておくのがおすすめです。
2. WAISなどの知能検査結果を提出して判定してもらう
もうひとつは、WAISなどの知能検査の結果証明書を提出して、JAPAN MENSAに入会判定を依頼する方法です。
公式サイトにも「証明書による入会判定について」という案内ページがあります。
こちらは医療機関や心理検査機関での受検が必要になるため、検査費用は施設によって変わります。
ただ、IQの全体像だけでなく、自分の認知特性を詳しく知るきっかけになることもあります。
📊 比較表
JAPAN MENSAの入会方法の違い
| 比較項目 | 入会テスト | 証明書判定(WAIS等) |
|---|---|---|
| 概要 | JAPAN MENSA主催テストを受験 | 知能検査結果を提出して審査 |
| 受ける場所 | JAPAN MENSA指定会場 | 医療機関・検査実施機関など |
| 向いている人 | まずは公式ルートで挑戦したい人 | すでに検査経験がある人、自分の特性も知りたい人 |
| 注意点 | 開催日が限られる | 検査費用が別途かかる |
年会費や入会金はいくら?
JAPAN MENSA公式の証明書判定ページでは、入会に必要な費用として次のように案内されています。
- 入会金:3,000円
- 年会費:3,000円/年
- 会員証作成費:2,000円(希望者のみ)
年会費は最大5年分までまとめ払いができるとも記載されています。
ですので、「メンサってかなり高い会費がかかるのでは?」と心配していた方にとっては、思ったより現実的に感じるかもしれません。
JAPAN MENSAはどんな人に向いている?
メンサに向いているかどうかは、単純に「頭がいいかどうか」だけでは決まりません。
たとえば、こんな方には相性がよさそうです。
- 知的な会話や雑談が好きな方
- 趣味の深い話ができる仲間を見つけたい方
- 少し変わった興味関心を共有できる場がほしい方
- ボードゲーム、謎解き、勉強会、交流会などが好きな方
反対に、「入会すればすごい人として認められるはず」「肩書きとして使いたい」といった気持ちだけだと、想像と違うと感じるかもしれません。
JAPAN MENSA公式が示しているのは、あくまで会員同士の知的交流の場です。
そこに魅力を感じるかどうかが、いちばん大切なポイントです。
よくある質問(FAQ)
Q. JAPAN MENSAに入るには、何歳からですか?
A. 公式では、日本在住の15歳以上が入会テストを受けられると案内されています。18歳未満は保護者の承諾書が必要です。
Q. 年会費はいくらですか?
A. 公式には、年会費は3,000円/年、入会金は3,000円、会員証作成費は希望者のみ2,000円と案内されています。
Q. ネットの無料IQテストで高得点なら入れますか?
A. それだけでは入会できません。JAPAN MENSA主催の入会テスト、または公式に案内されている証明書審査が必要です。
Q. 活動は勉強会ばかりですか?
A. 公式には、例会、オフ会、食事会、海外会員との交流会などが案内されています。SIG活動もあり、交流の幅は広いです。
まとめ
メンサ(MENSA)は、全人口の上位2%の知能検査基準を満たした人のための国際的な団体で、日本支部がJAPAN MENSAとして活動しています。
けれど、その中身は「天才だけの近寄りがたい組織」というより、共通の特徴を持つ人たちが交流するコミュニティとして見るほうが実態に近いです。
JAPAN MENSAでは、例会やオフ会、食事会、SIG活動などを通じて、知的なつながりや趣味の交流が行われています。
また、入会方法は公式テストと証明書審査の2つがあり、年会費も公式に明示されています。
「メンサって気になるけれど、実際どうなんだろう」と思っていた方は、まずJAPAN MENSA公式サイトで入会テスト日程や入会方法を確認してみると、ぐっと現実味がわいてくるはずです。
興味を持ったその気持ちを、大切にしてみてください。