自宅で両親の介護をするようになったのですが、実際にやってみると注意しておかなければならない点がいくつかありました。
その中でも一番注意する必要があるのが、自分の腰を痛めないことです。
腰を痛めると家族を介護できなくなるばかりでなく、反対に自分が介護される状態になるのでとても重要なポイントと言えます。
親を介護してわかったこと
もともと、腰はあまり強い方ではなかったので、1年に1度はギックリ腰になってつらい思いを毎年していました。
介護する家族の状態にもよりますが、ベッドからの起き上がりや車椅子、ポータブルトイレへの移動に介助が必要な場合は、特に注意が必要です。
寝ている人をかがんで上半身を起こしながら、足をベッドからおろしてベッドの横に座る状態までもってきて、それからポータブルトイレや車椅子に移動させる必要があるからです。
母の場合は、体も小さく体重も軽いので負担も少ないのですが、父を介助するには体も大きく体重もあるので大変です。
自分で介護するようになるまでは、これだけ介護する側の肉体的負担がかかるとは思っていませんでした。
介助の仕方をよく知らなかった最初のうちは、チカラ任せに介助をしていました。
なので、介助する側もされる側も、どちらも痛い思いをしていたと思います。
ベッドの起き上がりやポータブルトイレ、車椅子への移動の介助をするのに、介助者に負担がかからないようにするやり方も学びましたが、予想に反した動きをされる場合もあり、思いがけない負荷がかかる場合もあります。
特に寒い時期には腰痛になりやすいです。
とぶさんは腰痛対策として腰サポーターを使用しています。
腰痛予防に腰サポーターを愛用しています。
腰サポーターは、かなり良い
腰に不安を感じる時に、腰サポーターを使うと安心できます。
実際に腰サポーターを使って腰痛の予防になるのは、以下の3点だと思います。
【 腰サポーターの3つの腰痛予防 】
・腰周辺の筋肉や骨盤の安定
・姿勢が良くなる
・保温効果
腰周辺の筋肉や骨盤の安定
ベッドから起き上がり、ポータブルトイレや車椅子への移動の介助をする時に、自分の背中が丸まったままでかかんで介助をしようとしてしまうことが一番腰痛になりやすくしています。
この介助での一番のポイントとしては、腰を反らせてかがむことなんです。
イメージとしては、背中を丸めないでお尻を突き出すような感じです。
腰サポーターをしていることで、自然に腰を反らせた姿勢でかがむことが出来るようになります。
腰サポーターをすることで背筋がスッキリ伸びて、腰をサポートされている感じがします。
実際に腰サポーターのおかげで、骨盤と腰椎のポジションが固定され、腰の負担を軽減できます。
姿勢が良くなる
腰サポーターを付けていると、背筋が伸びて姿勢がとても良くなります。
骨盤も良い位置に固定されやすいので、立っていても座っていても背中をまるめることがないので、猫背防止にもなっていると思います。
良い姿勢でいられるので、頭が前に出て首や肩の筋肉に負担がかかることも少なくなり、腰以外にも体の疲労が少なくなるように感じます。
保温効果
しっかり腰回りを保温してくれるので、腰を冷やさないで済みます。
特に寒い時期にはとてもありがたい効果です。
ただあくまでも腰サポーターは腰痛予防や、軽い腰の痛みの緩和などに使うもので、重度の腰痛の対策になるとはいえません。
とぶさんが試しているのはこれです。