「おすすめ20選」はもう古い。2026年版Chromeを劇的に軽くする「神フラグ」3選

ブラウザチューナー・K

この記事を書いた人:ブラウザチューナー・K

元システムエンジニア / ガジェットブロガー

Chromeのflags機能を10年以上検証し続けるマニア。「リスクを冒さず、美味しいところだけをつまみ食い」する安全な高速化ガイドを発信中。

仕事中、タブを開きすぎてChromeが重い…。「もっとサクサク動かないかな」とイライラしていませんか?

「隠し機能(flags)を使えば速くなる」と聞いて検索したものの、英語ばかりの画面や「壊れるかも」という警告に尻込みして、結局何も変えられずにいる。

そんなあなたに朗報です。

ネット上の「おすすめ20選」のような古い情報は捨ててください。

10年以上検証を続ける私が、2026年現在でも有効な「生きた神フラグ」だけを3つに絞って紹介します。

リスクゼロで、あなたのブラウザを「最強」にチューニングしましょう。


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【警告】その記事は古いかも?「消えたフラグ」と標準機能への移行

まず最初に、無駄な検索を防ぐために重要なことをお伝えします。

ネット記事でよく見かける「Memory Saver(メモリ節約)」や「Energy Saver(省エネ)」といったフラグ。

これらを chrome://flags で必死に探していませんか?

実は、これらの優秀な機能はすでに実験場であるflagsを卒業し、標準の「設定」メニューに移動しています。

Chrome機能の「実験室」から「標準搭載」への移行図

つまり、メモリを節約したいなら、隠しコマンドを打つ必要はありません。

Chromeの右上の「︙」メニューから「設定」→「パフォーマンス」を開けば、そこにスイッチがあります。

では、今あえてflagsで設定すべき「現役の神機能」とは何なのか? それが次の3つです。


これだけは入れろ!ダウンロード爆速化「Parallel Downloading」

もしあなたが「一つだけしか設定できない」と言われたら、迷わずこれを選んでください。

「Parallel Downloading(並行ダウンロード)」です。

通常、Chromeはファイルを1つの接続でダウンロードしますが、このフラグを有効にすると、大きなファイルを分割して複数の接続で同時にダウンロードします。

これにより、ダウンロード待ち時間が体感で半分以下になることも珍しくありません。

設定手順(30秒で終わります)

  1. アドレスバーに chrome://flags と入力してEnterキーを押す。
  2. 検索ボックス(Search flags)に parallel-downloading と入力。
  3. 出てきた項目の右側にあるプルダウンを「Default」から「Enabled」に変更。
  4. 画面右下に現れる「Relaunch」ボタンを押してChromeを再起動。

enable-parallel-downloading
📸 スクリーンショット
Parallel DownloadingをEnabledに変更し、Relaunchボタンが表示されている画面

たったこれだけで、あなたのChromeは「ダウンロード爆速仕様」に生まれ変わります。

特に仕事で重い資料やインストーラーを扱う人には、効果絶大です。


体感速度が変わる「Smooth Scrolling」と「GPU Rasterization」

続いて、ブラウザの「体感速度」を上げる2つの設定を紹介します。

これらは環境(PCのスペック)によって効果の感じ方が違うので、「合わなければ戻す」くらいの軽い気持ちで試してみてください。

1. Smooth Scrolling(スムーズスクロール)

  • 検索ワード: smooth-scrolling
  • 効果: マウスホイールやタッチパッドでのスクロール時の「カクつき」を抑え、スマホのように滑らかに動くようになります。
  • メリット: 長いWebページやドキュメントを読む際、目が疲れにくくなります。

これも手順は同じ。「Enabled」にして「Relaunch」するだけです。

smooth-scrolling

📸 スクリーンショット
Smooth ScrollingをEnabledに変更し、Relaunchボタンが表示されている画面

2. GPU Rasterization(GPUラスタライズ)

  • 検索ワード: enable-gpu-rasterization
  • 効果: Webページの描画処理の一部をCPUからGPU(グラフィックボード)に肩代わりさせます。
  • メリット: 特に低スペックなノートPCを使っている場合、画像が多いサイトの表示が軽快になる可能性があります。

これも手順は同じ。「Enabled」にして「Relaunch」するだけです。

enable-gpu-rasterization

📸 スクリーンショット
Smooth ScrollingをEnabledに変更し、Relaunchボタンが表示されている画面


もしもの時の命綱。「Reset all」の使い方とリスク管理

「設定をいじって、Chromeが動かなくなったらどうしよう…」

そんな不安がある方へ。flags画面には、最強の命綱が用意されています。

それが、画面右上にある「Reset all」(すべてリセット)ボタンです。

すべてリセット

📸 スクリーンショット
flags画面の右上にある「Reset all」ボタンを赤枠で強調した画像

どんなに設定をいじくり回しても、このボタンを1回押して再起動すれば、すべての設定が初期状態(Default)に戻ります。
つまり、取り返しのつかない失敗など存在しないのです。

  • 動作がおかしくなったら: 慌てず chrome://flags を開く。
  • 「Reset all」を押す: これで元通り。

この「逃げ道」さえ知っていれば、恐れることはありません。


自分だけの「最強Chrome」で、仕事のストレスをゼロに

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

難しいことは考えず、まずは「Parallel Downloading」だけでもオンにしてみてください。

  1. Parallel Downloading: ダウンロードを爆速化(必須!)
  2. Smooth Scrolling: スクロールを滑らかに(お好みで)
  3. GPU Rasterization: 描画処理をGPUへ(低スペックPC向け)

たったこれだけの作業で、毎日の仕事道具が劇的に快適になります。

設定が完了したら、ぜひ大きなファイルをダウンロードして、その速さを体感してみてください!


参考文献リスト

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