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エンジンがかからないのに電気はつくのは、バッテリー切れ?

突然、車のエンジンがかからなくなりました。

車のエンジンをかけようとするとカチカチカチと電気音がするけどエンジンはかからずに、オーディオの電気だけがスイッチ・オンになるだけでした。

今までは、バッテリーが弱い時はプルップルップルッとエンジンが回りかける音がしていたのですぐにバッテリー切れだとわかったのですが、今回は変な電気音なので別の異常が起こったと思ったんです。

車屋さんに電話して状況を話すと、やはりバッテリー切れではないかという回答でした。

そうとわかれば、もう一台の車のバッテリーをブースターケーブルを使ってつないで、エンジンがかかるか確認してみることにしました。

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ジャンピングスタート

まず、電気を供給する別の車として救援車を用意します。

とぶさんのところにはもう一台の車があったのでそれを救援車として使います。

近くに止め、エンジンを停止させるとボンネットを開けてからブースターケーブルをつなげます。

基本的なブースターケーブルのつなぐ手順は

①上がったクルマのプラス
②救援車のプラス
③救援車のマイナス
④上がったクルマのマイナス(端子ではなくエンジンの金属部分など)

の順でつなげます。

ブースターケーブルの接続場所は、車によって若干違いがあるので車の取扱説明書を確認してください。

確実につながったことが確認できたら、救援車のエンジンをかけます。

救援車のアクセルをちょっと踏みながら回転を少し高く保ちながら約5分程度、バッテリーの上がった車のバッテリーを充電します。

次にバッテリーの上がったクルマのスターターを回しエンジン始動します

ブースターケーブルの接続の仕方は、下記の動画を参照してください。

うまくバッテリーの上がったクルマのエンジンがかからないのは、エンジンスタートするだけの充電パワーが、バッテリーに溜まっていないことが原因です。

もうしばらく救援車のアクセルを少し踏んで回転を少し高く保ち、バッテリーの上がった車のバッテリーをしっかり充電してから、再びエンジンをかけてみてください。

バッテリーの選び方

どうやらバッテリーの寿命がきているようなので、バッテリーの交換をすることにしました。

純正のバッテリーを交換してもらうと、交換手数料などを入れると13,000円~20,000円程度することがわかりました。

少し調べてみると、バッテリーは純正でなくても、バッテリーの形式が適合すれば問題はないので、バッテリー交換費用を安くするためにも自分で購入して交換することにしました。

とぶさんの車のバッテリーの形式は「55D23L」でした。

この番号の意味はというと

55    23  
①   ②  ③   ④

① 先頭の55性能ランクを表す数字で、数字が高くなるほどパワーが大きくなります。

② 次のはバッテリーの短側面のサイズ、幅×箱の高さを示していてA・B・C・D・・・と大きくなります。

③ 次の23はバッテリーの横の長さを表し23cmということです。

④ 最後のLは端子の位置(LもしくはR)を示し、Lは+端子が左にあり、Rは+端子が右にある場合を意味します。

+-の端子の位置と大きさを同じものにするためにD23Lの部分は一致したものを探しました。

たまたま先頭の性能ランクの部分が75のものが安くあったので、とぶさんは『75D23L』という規格のバッテリーを7,535円(税込み、送料込み)で購入しました。

バッテリーの交換

バッテリーの交換は、正しい順番でケーブル端子をはずして、バッテリーを入れ替え、ケーブル端子を接続するだけの作業です。

バッテリーの取り外し

基本的なバッテリー取り外しの手順は、

①エンジンを止めてキーを抜く。
②-側ケーブル端子をはずす。
③+側ケーブル端子をはずす
④バッテリー取付金具をはずす。
⑤バッテリー本体を取りはずす。

になります。

バッテリーの取り付け

基本的なバッテリー取り付けの手順は、

①バッテリーを取付台に置き、取付金具で確実に固定する。
②+側ケーブル端子をバッテリーの+端子に取り付け、ナットを締め固定する。
③-側ケーブル端子をバッテリーの-端子に取り付け、ナットを締め固定する。

になります。

どんな感じかイメージするためにも下記の動画を確認してください。

とぶさんも上記動画を見て同様に作業を行いました。

約30分程度で無事に交換終了して、その後は快調にエンジンがかかっています。

バッテリーが上がった時に便利なもの

バッテリーが上がったときに、近くにバッテリーを接続させてもらえる車があれば、上記のやり方でエンジンをかけたりすることもできますが、すぐに救援車が見つからない場合もあります。

そんな時に便利なのがジャンプスターターという道具があることを知りました。

ジャンプスターターとは外付けして使えるバッテリーで、車のバッテリーが上がってしまった時に、接続して簡単にエンジンをかける事ができます。

バッテリーが弱ってきている時や、バッテリーが上がってしまった際の非常用のスターターとして使えます。

製品によっては、ジャンプスターター、モバイルバッテリー、LEDライトという三つの機能を持った一台多役なバッテリーブースターもあります。

車のバッテリーが上がった時だけではなく、台風や地震/火災など緊急時にはとても役に立ちます。

参考までに、下記の商品などは、通常はスマホのモバイルバッテリーとして使用して、停電時にLEDライトとして使用し、車のバッテリー上がりの時のジャンプスターターとしても使える優れた商品です。

 

 

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