
長田 ゆり子(おさだ ゆりこ)
印象操作メイクアップアーティスト / 元CA
延べ3,000人以上の「第一印象」を変えてきた実績を持つ。つり目は「キツい」んじゃない、「凛としている」だけ。その凛々しさに少しの「隙」を作れば、あなたは最強に愛される。
「お客様には笑顔で接しているつもりなのに、ふとした瞬間の真顔が『怖そう』と言われてしまう…」
そんな経験、ありませんか?
接客業をしていると、第一印象は本当に大切ですよね。
「怒ってる?」なんて聞かれると、一生懸命仕事をしているのに…と落ち込んでしまう気持ち、痛いほど分かります。
でも、安心してください。整形なんてしなくても大丈夫。
メイクと髪型の「重心」を少し変えるだけで、そのキツい印象は「凛とした美しさ」と「親しみやすさ」に変わります。
今日は、元CAの私が実践してきた、接客業でも浮かない「ナチュラル愛され顔」の作り方を伝授します。
明日から鏡を見るのが楽しみになりますよ。
なぜ「キツく」見える?つり目さんが陥るメイクの落とし穴
まず、多くのつり目さんがやってしまいがちな「間違い」についてお話しします。
つり目を隠そうとして、アイラインを無理やり下げて描いていませんか?
目尻から大きくはみ出して、不自然に垂れ下がったライン。
これ、実は逆効果なんです。
目の形(フレーム)は上がっているのに、ラインだけが下がっていると、その乖離が違和感を生み、「メイクで無理している感」が出てしまいます。
これでは、ナチュラルな愛され顔とは程遠いですよね。
つり目解消の正解は、「目の上」ではなく「目の下」にポイントを置くことです。
上まぶたで頑張るのではなく、下まぶたのメイクで視線の重心を下げる。
これこそが、最も自然で効果的な「錯覚メイク」の極意なのです。
【メイク編】視線を下にずらす!「下まぶた重心」の魔法
それでは、明日から使える具体的なメイクテクニックをご紹介します。
ポイントは3つだけ。「三角ゾーン」「涙袋」「下まつげ」です。

- 三角ゾーンを埋める:
目尻の下、黒目の外側から目尻にかけての「三角ゾーン」に、締め色ではない中間色のブラウンシャドウを入れます。ここに影を作ることで、目の形が物理的に下がったように見えます。 - 涙袋で視線誘導:
下まぶたの中央にラメや明るいベージュを乗せ、涙袋を強調します。視線が自然と下に集まり、つり目の鋭さが目立たなくなります。 - 下まつげで縦幅拡張:
マスカラは上まつげよりも下まつげを丁寧に。縦のラインを強調することで、横に長い(つり目特有の)印象を中和します。
この3点を意識するだけで、アイラインを引かなくても、驚くほど目が優しく見えますよ。
【髪型編】鋭角を隠す「サイドバング」で物理的にカバー
メイクの次は、髪型です。実は、つり目さんにとって「前髪」は最強の武器になります。
特に重要なのが、「サイドバング(触角ヘア)」です。
前髪の両端を少し長めに残し、こめかみから目尻にかけてのラインを隠すようにカーブさせてみてください。
つり目の印象を決定づけているのは、目尻がキュッと上がっている「鋭角」の部分です。
サイドバングでこの鋭角部分を物理的に隠してしまうことで、相手に見えるのは「目の丸い部分」だけになります。
これだけで、印象は激変します。美容院でオーダーする際は、「目尻のラインを隠せるように、サイドを長めに残してください」と伝えてみましょう。
【メガネ編】掛けるだけで解決。「ボストン型」の威力
「メイクや髪型を変える時間がない!」という日は、メガネに頼るのも一つの手です。
ただし、選び方には注意が必要です。つり目さんが選ぶべきは、丸みを帯びた逆三角形の「ボストン型」です。
📊 比較表
つり目さんが選ぶべきメガネフレーム比較
| フレームの種類 | 形状の特徴 | つり目さんへの効果 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| ボストン型 | 丸みを帯びた逆三角形 | 丸いラインが目の鋭さを中和し、優しい印象に。 | ◎ (最強) |
| スクエア型 | 横長の長方形 | 直線的なラインが、つり目のキツさを強調してしまう。 | × (NG) |
| フォックス型 | 目尻が上がっている | 目の形と同じ向きなので、さらに吊り上がって見える。 | × (NG) |
ボストン型の丸いフレームは、つり目の直線的なラインを打ち消し、顔全体を柔らかく見せてくれます。コンタクト派の方も、伊達メガネを一本持っておくと、印象を変えたい時に重宝しますよ。
つり目は「武器」になる。接客業こそ「ギャップ萌え」を狙え
ここまで、つり目をカバーする方法をお伝えしてきましたが、最後に一つだけ伝えたいことがあります。
それは、あなたのつり目は決して「欠点」ではないということです。
つり目の人は、真顔がクールで凛としています。
だからこそ、あなたがニッコリ笑った時の破壊力は凄まじいのです。
いわゆる「ギャップ萌え」ですね。
ずっとニコニコしている人よりも、クールな人がふと見せる笑顔の方が、お客様の心に強く残ることがあります。
「怖そうに見えたけど、話してみたらすごく優しかった」。
このギャップこそが、接客業における最強の武器になります。
だから、つり目を隠すことばかりに必死にならなくて大丈夫。
メイクや髪型で少しだけ「隙」を作ってあげれば、あなたの笑顔はもっと輝きます。
まとめ:明日からの接客が楽しみになる
いかがでしたか?
- 下まぶたメイクで重心を下げる。
- サイドバングで目尻の鋭角を隠す。
- ボストンメガネで印象を中和する。
この3つがあれば、もう「怒ってる?」なんて言わせません。
さあ、鏡を見て、ニッコリ笑ってみてください。
その顔は、誰よりも魅力的で、お客様を安心させる力を持っています。
自信を持って、明日からの接客を楽しんでくださいね!