上司から急に「ユニック車を手配して」と頼まれて、何から手をつければいいか焦っていませんか?
「免許は?」「現場の状況は?」と頭の中が真っ白になる気持ち、よく分かります。
私も新人の頃は同じでした。
でも、現場で一番怖いのは「分からないまま進めること」です。
この記事では、現場監督の先輩として、ユニック車の基礎知識から、失敗しない手配の段取りまでを徹底解説します。
この記事を読めば、もうユニック車の手配で迷うことはありません。
自信を持って上司に報告できるようになりましょう。
✍️ 著者プロフィール
現場のベテラン・中山(建設現場監督)
建設現場監督・安全管理責任者として経験25年。大規模建設プロジェクトの現場監督を歴任し、若手育成に定評がある。厳しい現場を知るからこそ、若手の焦りや不安に寄り添い、実務で使える知識を教える頼れる先輩。
ユニック車とは?現場で知っておくべき基礎知識
まず、ユニック車とは何かを整理しましょう。
現場でよく耳にする「ユニック車」とは、正式には「クレーン付きトラック」のことです。
ユニック車は、トラックの荷台にクレーンを搭載した車両で、狭い現場でも資材の積み下ろしができるため、建設現場では欠かせない存在です。
この車両は、小型移動式クレーンの一種として分類されます。

必須!操作に必要な免許と資格
ユニック車を現場で扱う際、最も注意すべきなのが「資格」です。
資格なしでの操作は違法であり、重大な事故に直結します。
📊 比較表
資格の種類と作業範囲
| 資格名 | 作業範囲 | 備考 |
|---|---|---|
| 小型移動式クレーン運転技能講習 | 吊り上げ荷重1トン以上5トン未満 | 操作に必須 |
| 玉掛け技能講習 | 吊り上げ荷重1トン以上 | 荷の掛け外しに必須 |
労働安全衛生法により、吊り上げ荷重が1トン以上の移動式クレーンを操作するには、所定の技能講習を修了した者でなければならない。
出典: 安全衛生情報センター – 厚生労働省
失敗しない!現場手配の段取りチェックリスト
現場監督として、ユニック車をスムーズに手配するためのフローをまとめました。
- 現場の状況確認: 現場の広さ、電線や障害物の有無を確認する。
- 荷物の重量確認: 吊り上げる荷物の重量を正確に把握する。
- オペレーターの手配: 資格を持ったオペレーターを手配する。
- 作業計画の共有: オペレーターと作業手順を共有する。

✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス
【結論】: 資格の確認を怠らず、現場の状況をオペレーターに正確に伝えることが、作業を円滑に進める鍵です。
なぜなら、この点は多くの人が見落としがちで、現場の状況を伝えずに手配して、当日作業ができないという失敗を何度も見てきたからです。この知見が、あなたの成功の助けになれば幸いです。
よくある質問(FAQ)
Q. 現場で障害物がある場合は?
A. 事前にオペレーターと現場を確認し、作業スペースを確保してください。無理な作業は事故の元です。
Q. オペレーターへの指示は?
A. 作業手順を明確に伝え、安全確認を徹底してください。コミュニケーションが事故を防ぎます。
プロとしての準備が、現場を守る
急な指示でも慌てる必要はありません。基礎知識を身につけ、段取りを整えること。それが現場監督としての第一歩です。自信を持って上司に報告し、安全な現場を作り上げてください。