急にお金が必要になったからと、遠くの家族に振込をしようと思っても、すぐには相手に届かないで、翌日以降になることが当たり前でした。
ところが、今はほとんどの銀行で他の銀行への振込でさえも、365日24時間で可能になったことをご存知でしょうか?
振込は午後3時までが普通でした
以前は、他の銀行への振込は、9:00~15:00の時間制限がありました。
なので、午後3時を過ぎてしまうと、最短でも翌日の午前9時以降でないと、振込先の銀行に入金することは出来ませんでした。
色々な銀行どうしでのお金のやり取りをする仕組みが、全銀システムと言われるものですが、2018年10月9日(火)15:00以降から365日24時間稼働に変更になりました。
それに伴い各銀行の取り扱いも変わり、他行への振込がいつでも行えるようになったのです。
銀行の窓口は午後3時までですが・・・
他の銀行への振込が午後3時以降も可能になったといっても、銀行の窓口は午後3時までなので、窓口で振り込むことは出来ません。
銀行やコンビニのATMは、もっと遅い時間までやっているので、午後3時を過ぎても他の銀行への振込が可能です。
特に、コンビニのATMの場合、コンビニが開いている時間であれば、振り込む先が他の銀行であっても即時に振り込むことが可能になっています。
午後3時以降でも即時に振込ができるので、振り込んだ相手はすぐに現金の引き出しが可能なんです。
ATMを使わなくてもパソコンやスマートホン、携帯から振込ができるインターネットバンキングを契約していると、パソコンやスマホから24時間365日振込が可能です。
多くの銀行が対応していますが、一部対応していない銀行や、完全に24時間365日の対応ではなく早朝や深夜など部分的に休止している時間がある場合もあるので注意が必要です。
どのように便利になったのか?
例えば、遠くの大学に通うお子さんが、急にお金が必要になった場合、午後3時以降や土曜・日曜だとすぐに振込が出来なかったのが、すぐに振り込んであげることが出来ます。
当然、振込が完了すれば、振り込んだ先の銀行口座のキャッシュカードですぐに現金を引き出すことも可能です。
銀行の営業日以外の土曜や日曜でも、他の銀行に振込が出来るのもスゴく便利になりましたね。