「売れたのはいいけど、ゴルフバッグやクッション、大きすぎてコンビニに持っていけない…」と途方に暮れていませんか?
車がなくて持ち込めない、でも送料は安く抑えたい。そんなあなたに朗報です。
実は、高い「たのメル便」を使わなくても、たった100円プラスするだけで、ヤマトのドライバーさんが自宅まで取りに来てくれます。
元物流マンの私が、段ボールがなくても送れる「ビニール梱包術」や、集荷時に資材を持ってきてもらう裏技を伝授します。
これを読めば、今すぐ玄関から発送完了できますよ。
この記事を書いた人
配送ハックの達人・イトウ 元物流センター長 / フリマアプリ発送アドバイザー
物流業界歴15年。フリマアプリ取引実績3,000件超(すべて自力発送)。「物流のプロ」としての知識を、「個人の味方」として噛み砕いて教える頼れる兄貴分。業者側の事情も交えつつ、ユーザーが損をしないための裏技を惜しみなく伝授する。
そもそも「集荷」とは?持ち込みとの決定的な違い
「集荷」という言葉、聞いたことはあっても実際に使ったことがない人は多いのではないでしょうか。
簡単に言うと、集荷とは「物流のプロであるドライバーが、あなたの自宅へ直接荷物を取りに来てくれるサービス」のことです。
重い荷物を抱えてコンビニや営業所まで行く必要は一切ありません。
通常、ヤマト運輸や佐川急便などの宅配便を定価(正規運賃)で利用する場合、集荷は無料です。
しかし、メルカリで使う「らくらくメルカリ便」のような割引運賃が適用されるサービスでは、集荷依頼には1回につき100円(税込)の手数料がかかる仕組みになっています。
「えっ、お金かかるの?」と思ったあなた。ちょっと待ってください。
ゴルフバッグや大きなビーズクッションを、車なしで運ぶ労力を想像してみてください。
タクシーを呼べば数百円〜数千円かかりますし、無理して運んで体を痛めるリスクもあります。
それがたった100円で解決するなら、実はめちゃくちゃ安いと思いませんか?
しかも、この「らくらくメルカリ便」の集荷オプションは、単に楽なだけではありません。
次に紹介する「たのメル便」との比較を見れば、その圧倒的なコストパフォーマンスに驚くはずです。
【比較】大型荷物、「たのメル便」vs「らくらく集荷」どっちが得?
「大型荷物は『梱包・発送たのメル便』で送るもの」と思い込んでいませんか?
確かに「たのメル便」は、プロが梱包までやってくれるので楽ですが、その分送料は非常に高額です。
一方で、自分で梱包して「らくらくメルカリ便」で集荷を頼めば、驚くほど安く済みます。
ここでは、よくある160サイズ(ゴルフバッグや中型家具など)を送る場合の料金を比較してみましょう。
📊 比較表
160サイズ発送時の料金比較(たのメル便 vs らくらく集荷)
| 項目 | 梱包・発送たのメル便 | らくらくメルカリ便(集荷) |
|---|---|---|
| 送料 | 3,400円 | 1,700円 |
| 集荷料 | 送料に含む | 100円 |
| 合計コスト | 3,400円 | 1,800円 |
| 梱包の手間 | 不要(プロにお任せ) | 必要(自分で梱包) |
| あなたの利益 | – | +1,600円 |
ご覧の通り、「らくらくメルカリ便(集荷)」を選ぶだけで、なんと1,600円も利益が増えるのです。
さらに重要なのが、160サイズを超える荷物(180/200サイズ)も、現在は「らくらくメルカリ便」で集荷可能になっているという事実です。
以前は160サイズまでしか送れなかったため、大きな荷物は強制的に「たのメル便」を使うしかありませんでした。
しかし今は違います。
180サイズでも200サイズでも、自分で梱包さえすれば、「らくらくメルカリ便」と「集荷依頼」を組み合わせることで、大幅にコストダウンが可能なのです。
✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス
【結論】: 160サイズ以上の荷物は、まず「らくらくメルカリ便」で送れないか検討し、どうしても梱包できない場合のみ「たのメル便」を使いましょう。
なぜなら、多くの人が「大型=たのメル便」と思考停止してしまい、本来得られるはずの数千円の利益を逃しているからです。少しの手間で1,600円浮くなら、そのお金で美味しいランチが食べられますよ。
箱もカバーもない!資材ゼロから集荷で送る「3つの裏技」
「安くなるのは分かったけど、そもそも合う段ボールがないし、梱包材を買うのも面倒…」
その気持ち、痛いほど分かります。でも安心してください。
物流現場の常識では、「中身さえ守られていれば、見た目は二の次」なんです。
家にあるものや、集荷に来たドライバーさんからその場で買う方法を使えば、専用の資材を事前に用意する必要はありません。
ここでは、資材ゼロから今すぐ発送するための3つの裏技を紹介します。
1. ビニール袋梱包(クッション・ぬいぐるみ等)
ビーズクッションやぬいぐるみなど、「壊れ物ではないけれど大きくて箱に入らないもの」に最適なのが、ビニール袋梱包です。
やり方は簡単。
- 家庭にある90Lや70Lの厚手ゴミ袋を2枚用意します。
- 商品を1枚目の袋に入れ、口をしっかり縛ります。
- 2枚目の袋を逆方向(口側)から被せ、全体を覆います。
- ガムテープで袋の余りを体に沿わせるようにピタッと止め、中身が見えないようにします。
これだけで立派な梱包の完成です。物流現場では、中身が濡れず、破れなければ、段ボールである必要はありません。

2. 集荷時資材購入(ゴルフバッグ・精密機器)
ゴルフバッグを送る場合、ヤマト運輸の規定で専用カバーが必須となります。
「カバーなんて持ってないよ!」という方も多いでしょう。
そんな時は、集荷依頼時に「資材を持ってきて」と頼むのが正解です。
ヤマト運輸では、集荷時にドライバーさんが「簡易ゴルフカバー(M/Lサイズ・数百円程度)」を持ってきてくれます。
その場でカバーを購入し、ドライバーさんの目の前でサッと被せれば、そのまま発送完了です。
わざわざホームセンターやヤマトの営業所までカバーを買いに行く必要はありません。
これぞ「集荷」を使い倒すプロの技です。
3. 巻き段ボール/継ぎ接ぎ段ボール
四角い箱に入らない家具や家電の場合は、スーパーでもらえる段ボールを解体して使いましょう。
商品をプチプチ(緩衝材)で包んだ後、開いた段ボールを巻き付け、ガムテープで固定します。
見た目が多少不格好でも、中身がしっかりガードされていれば配送には全く問題ありません。
これを「巻き段ボール」と呼びますが、専用のロールを買わなくても、普通の段ボールの継ぎ接ぎで十分代用可能です。
スマホで完結!集荷依頼の具体的な手順(スクショ解説)
梱包の目処が立ったら、あとはスマホで集荷を依頼するだけです。
電話で話す必要も、伝票を手書きする必要もありません。
手順は以下の通りです:
- メルカリの取引画面で「配送方法」を選択する際、「らくらくメルカリ便」を選びます。
- 「集荷依頼」のボタンをタップします。
- 集荷に来てほしい「希望日時」を選択します。(※当日13時頃までの依頼なら、その日の午後に来てもらえることも多いです!)
- 「ヤマト運輸へ集荷依頼をする」をタップして完了です。
ここがポイント!
集荷の際、ドライバーさんはあなたの住所と相手の住所が印字された伝票(送り状)を持ってきてくれます。
あなたは荷物を玄関に用意して待っているだけでOK。ペンもプリンターも一切不要です。
よくある質問:当日の時間指定やトラブル対応は?
最後に、初めて集荷を頼む人が抱きがちな疑問にお答えします。
Q: 着払いでも集荷に来てもらえますか?
A: はい、可能です。ただし、その場合は「らくらくメルカリ便(匿名配送)」ではなくなり、通常の宅急便扱いとなるため、相手に自分の住所氏名が開示されます。また、送料もメルカリ便の全国一律料金ではなく、距離に応じた実費になるので注意が必要です。
Q: 指定した時間に来なかったらどうすればいいですか?
A: 交通事情や繁忙期には、指定時間より遅れることもあります。あまりに遅い場合は、ヤマト運輸のサービスセンターか、担当ドライバーの直通番号(不在票などがあれば記載)に連絡してみましょう。
Q: 重すぎて玄関まで運べない荷物はどうすれば?
A: 原則として「玄関先での引き渡し」がルールですが、ドライバーさんによっては部屋の中まで入って手伝ってくれることもあります。ただし、これはあくまでドライバーさんの善意によるものなので、基本的には玄関まで自力で移動させておく準備が必要です。
まとめ:重い荷物は無理せず集荷へ。賢くラクして利益を守ろう
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
「集荷=高い」「梱包が大変そう」というイメージは変わりましたか?
メルカリにおいて、集荷はたった100円で使える最強の時短ツールです。
特に大型荷物の場合、「たのメル便」を使わずに「らくらくメルカリ便(集荷)」を選ぶだけで、1,600円以上も利益が変わります。
その浮いたお金で、自分へのご褒美を買うことだってできますよね。
梱包資材がなくても、ビニール袋や当日の資材購入でなんとかなります。
「梱包が面倒だな…」と部屋の隅に放置しているその荷物、今すぐビニール袋に入れて、スマホから集荷依頼ボタンを押しましょう。
部屋もスッキリ片付いて、お小遣いもゲットできる。まさに一石二鳥です!
参考文献