クオルシア紫シャンプーで失敗しない!ブリーチ回数別の放置時間と染まりすぎを防ぐ希釈術

クオルシア紫シャンプーで失敗しない!ブリーチ回数別の放置時間と染まりすぎを防ぐ希釈術

[著者情報]
ハイトーン専門カラーリスト・ハル
都内有名サロン店長。カラー外部講師としても活動し、年間1,500人以上のハイトーンユーザーを担当。各メーカーのカラーシャンプーを自ら毛束検証し、最適な「放置時間マトリックス」を開発。

「美容師さんに勧められてクオルシアの紫シャンプーを買ってみたけれど、SNSの口コミを見たら『髪が真っ紫になった』『爪の間が染まって落ちない』という失敗談ばかりで、使うのが怖くなって放置していませんか?」

せっかく勇気を出してブリーチをして、手に入れた絶妙な透明感。

それを維持するために買ったはずのシャンプーが、あなたの髪を「理想とは違う色」に変えてしまわないか不安になる気持ち、よく分かります。

実は、クオルシアは数あるムラシャンの中でも色素濃度が桁違いに高く、プロの間では「劇薬」とも呼ばれるほど。

でも、怖がる必要はありません。

大切なのは「放置時間」ではなく「希釈率(混ぜる比率)」です。

この記事では、私がサロンでお客様にだけこっそり伝えている、絶対に失敗しない「黄金比」をステップバイステップで公開します。

この記事を読み終える頃には、クオルシアを最高の武器に変えて、サロン帰りの透明感を2ヶ月キープできるようになっているはずです。


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なぜクオルシアは「最強」なのか?他社ムラシャンとの決定的な違い

クオルシアを普通のムラシャンだと思って使うと、高確率で事故ります。

なぜなら、クオルシアの色素濃度は他社の3倍近いからです。

ハイトーン初心者の方が「よく染まる」というメリットを鵜呑みにして原液で長時間放置してしまうと、黄ばみが消えるのを通り越して、髪が沈んだ紫色になってしまいます。

一方で、この「濃さ」こそが、ブリーチ1回程度の抜けきらない黄色味さえも一撃でねじ伏せるクオルシア最大の強みでもあります。

代表的な製品と比較してみると、その立ち位置の違いは一目瞭然です。

📊 比較表
主要カラーシャンプー(紫)の特性比較

製品名色素の濃さ染まりやすさ初心者向け度特徴
クオルシア★★★★★★★★★★★★☆☆☆圧倒的濃度。希釈して使うのがプロの鉄則。
N. (エヌドット)★★★☆☆★★★☆☆★★★★☆バランスが良く、失敗しにくい標準的な濃さ。
ソマルカ★★☆☆☆★★☆☆☆★★★★★染まりすぎを防ぎ、手肌への着色も極めて少ない。

クオルシアと他社製品は、いわば「プロ用絵の具」と「水彩絵の具」くらいの違いがあります。

だからこそ、クオルシアを使用する際は「普通の使い方」を捨て、色素をコントロールする意識を持つことが失敗を避ける第一歩となります。


【保存版】ブリーチ回数別「放置時間×希釈率」の黄金マトリックス

クオルシアで失敗しないための核心は、ブリーチ回数と放置時間の関係性を正しく理解することにあります。

髪のダメージが進み、ブリーチ回数が多いほど、髪の表面にあるキューティクルが開き、色素が急激に沈着しやすくなります。

つまり、ブリーチ回数が多い人ほど、放置時間は短縮しなければなりません。

そこで私が推奨しているのが、通常のシャンプーとクオルシアを混ぜる「希釈術」です。

通常のシャンプーとクオルシアを1:1などで混ぜることで、色素濃度を初心者でも扱いやすいレベルに調整でき、ムラになるリスクも大幅に軽減できます。

以下のマトリックスを参考に、自分の髪の状態に合わせた「正解」を見つけてください。

クオルシア紫シャンプー 放置時間×希釈率マトリックス


爪も浴室も汚さない!美容師が実践する「秒速洗浄ルーティン」

クオルシアの使用をためらう最大の原因は、その強力な色素による「汚れ」ですよね。

特に爪の間に入り込んだ紫色は、数日間落ちないこともあります。

しかし、物理的な遮断と事前の準備さえ整えれば、汚れは100%防げます。

私が現場で実践している、ストレスフリーな運用フローを紹介します。

  1. ビニール手袋を装着する: 100均の使い捨てビニール手袋で十分です。これが爪の着色防止における最強の防衛策です。
  2. 浴室を事前にシャワーで濡らす: 乾いた浴室の床や壁にクオルシアが付着すると、色素が素材の奥まで入り込みます。事前に全体を濡らしておくことで、色素の沈着を防げます。
  3. 使用後30秒以内に洗浄する: シャンプーが終わったら、泡が飛んだ場所をすぐにシャワーで流してください。

✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス

【結論】: 浴室の目地(タイルなどの継ぎ目)に色がつくのが怖い方は、シャンプーを流す際、頭をできるだけ床に近づけて低い位置で流してください。

なぜなら、高い位置からシャワーを浴びると、色素を含んだ泡が浴室全体に飛散し、気づかないうちに目地を染めてしまうからです。この「低位置フラッシュ」を意識するだけで、お掃除の苦労が激減します。この知見が、あなたの快適なハイトーンライフの助けになれば幸いです。


もし紫になりすぎたら?失敗した時のリカバリー方法

どれだけ気をつけていても、「今日は少し長く置きすぎたかも」と紫になりすぎてしまうこともあるでしょう。

でも、焦らなくて大丈夫です。クオルシアの色素は、適切な処置をすればリセット可能です。

もし「紫になりすぎた」と感じたら、以下の2ステップを試してください。

  1. お湯の温度を少し上げる: 通常、カラーの維持には38度程度のぬるま湯が推奨されますが、色を落としたい時は40〜41度程度の少し熱めのお湯で流してください。熱によってキューティクルが開き、色素が抜けやすくなります。
  2. 洗浄力の高いシャンプーで洗う: 「スカルプケア用」や「高級アルコール系」の洗浄力が強いシャンプーで2回ほど洗ってください。クオルシアの色素は髪の表面に付着している状態なので、しっかり洗えば1〜2日で元の透明感に戻ります。

「失敗してもやり直せる」という安心感を持って、まずは「1:1希釈・放置0分」から試してみてください。


まとめ:透明感は自分で作れる。今日からクオルシアを武器にしよう

クオルシア紫シャンプーは、その色素濃度の高さゆえに「劇薬」にもなりますが、正しくコントロールすれば、サロン帰りの美しい透明感を最長化してくれる「神アイテム」へと進化します。

大切なのは、自分のブリーチ回数を知り、適切な希釈率と放置時間を守ること。

そして、ビニール手袋という小さな工夫で汚れのストレスをゼロにすることです。

まずは今夜のバスタイムで、通常のシャンプーとクオルシアを手のひらで混ぜ合わせることから始めてみてください。

自分だけの「黄金比」を見つけた時、あなたのハイトーンカラーは、これまでで一番輝き続けるはずです。

[参考文献リスト]

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