「虫」は英語で何て言う?子供の質問に0.5秒で答える「見た目判断」ルール

週末の公園、お子さんがダンゴムシを見つけて「パパ、これ英語でなんて言うの?」と聞いてきた瞬間、冷や汗をかいた経験はありませんか?

「えーと、Insect? それともBug? 間違って教えたらどうしよう……」

学校で習ったのは「Insect」だった気がするけれど、映画やアニメでは「Bug」って言ってるし……。

そんな迷いが生じて、せっかくの親子の会話が止まってしまうのはもったいないですよね。

安心してください。実はネイティブのパパたちも、いちいち生物学的な分類なんて気にしていません。

今日は、難しいことは抜きにして、見た目だけで0.5秒で使い分けられる「パパ専用の虫英語ルール」を伝授します。

これさえ知っておけば、もう公園で答えに詰まることはありませんよ。


[著者情報]

この記事を書いた人:ケイ・スズカ (Kei Suzuka)
バイリンガル育児アドバイザー / 元インターナショナルスクール保育士
自身のYouTubeチャンネルで「親子で使える簡単フレーズ」を発信し、登録者数5万人。「完璧な英語なんていらない。子供とのコミュニケーションを楽しむことが最優先」をモットーに、陽気な先輩パパとして活動中。

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結論:迷ったら「Bug」と言っておけば9割正解!

まず、一番大切な結論からお伝えします。

迷ったら、全部「Bug(バグ)」と言ってしまって大丈夫です。

「えっ、Insect(インセクト)じゃなくていいの?」と思うかもしれません。

確かに、学校の理科の授業や図鑑では、昆虫(6本足の生き物)のことを「Insect」と呼びます。

学術的には、カメムシの仲間だけを「True Bug」と呼ぶという細かい定義もあります。

しかし、日常会話(Colloquial)の世界では話が別です。

ネイティブスピーカーにとって、「Bug」は「小さくて這う生き物全般」を指す非常に便利な言葉として使われています。

つまり、足が6本の昆虫はもちろん、8本足のクモ(Spider)も、足がたくさんあるムカデも、全部ひっくるめて「Bug」と呼んでしまって全く問題ありません。

むしろ、公園で小さな虫を見つけて「Look at this insect!」と言うと、ちょっと堅苦しい、理科の先生のような響きになってしまうことさえあります。

✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス

【結論】: 「Insect」は「昆虫」という学術用語、「Bug」は「虫」という日常語、と割り切りましょう。

なぜなら、子供たちが知りたいのは「正確な分類」ではなく、「目の前の生き物をどう呼ぶか」だからです。ネイティブの子供たちも、ハエやアリ、正体不明の小さな生き物を見つけたら、反射的に「Bug!」と叫びます。パパも自信を持って「It’s a bug!」と言ってあげてください。

0.5秒で即答!パパ専用「虫の呼び方」フローチャート

「Bugでいい」とは言っても、ミミズや蝶々までBugと呼んでいいのか迷いますよね。

そこで、見た目だけで瞬時に単語を選べる、パパ専用の判断基準(メンタルモデル)を作りました。

以下の3つのルールさえ覚えておけば、もう迷いません。

0.5秒で即答!虫の呼び方判断フローチャート

1. 足がある & 小さい & キモい → Bug

ハエ、ゴキブリ、蚊、アリ、そしてクモ。

「うわっ」と思うような、小さくて足がある生き物は、基本的に全部 Bug です。

日常会話では、BugInsect を含む広い意味で使われるため、カブトムシを Bug と呼んでも間違いではありませんが、特に「ちょっと不快なもの」「小さいもの」に対して使われる傾向があります。

2. 足がない & ニョロニョロ → Worm

ミミズ、イモムシ、ウジ虫。

足が見当たらず、地面を這ったりニョロニョロ動いたりするものは Worm です。

ここでのポイントは、足がないものが Worm という判別基準です。

3. 綺麗 & かっこいい & 学校で習う → Insect

蝶(Butterfly)、トンボ(Dragonfly)、カブトムシ(Beetle)。

見た目が綺麗だったり、かっこよかったり、理科の教科書に出てくるような「立派な昆虫」には、敬意を込めて Insect を使うとスマートです。

もちろん Bug と呼んでも通じますが、Insect の方がその生き物の美しさや特徴を尊重しているニュアンスが出ます。

子供が喜ぶ魔法の言葉「Creepy-crawlies」と「Roly-poly」

ここで、教科書には載っていないけれど、子供との会話が劇的に盛り上がる「魔法の言葉」を2つ紹介します。

1. 日本語の「虫」に一番近い Creepy-crawlies

「BugとかWormとか使い分けるのが面倒くさい!」

そんな時は、Creepy-crawlies(クリーピー・クロウリーズ) を使いましょう。

これは「うじゃうじゃ・もぞもぞするやつら」という意味の幼児語です。

足があろうがなかろうが、地面を這い回る小さな生き物たちを全部まとめてこう呼べます。

「Eww! Look at all the creepy-crawlies!(うわ〜!虫がいっぱい!)」

このリズム感の良い言葉は、子供たちも大好きです。

2. ダンゴムシは Roly-poly

公園の人気者、ダンゴムシ。

英語では Pill bug(薬の錠剤みたいな虫)とも言いますが、子供たちには圧倒的に Roly-poly(ローリー・ポーリー) が人気です。

「ころころちゃん」といったニュアンスで、体を丸める様子を可愛らしく表現しています。

「Look! A roly-poly!」と教えてあげれば、きっとお子さんも喜んで連呼するはずです。

これだけ覚えればOK!公園でよく見る虫の単語リスト

最後に、公園でよく出会う虫たちの英語名をリストアップしました。

これだけ覚えておけば、週末の散歩はバッチリです。

📊 比較表
公園で使える!身近な虫の英語名リスト

日本語名英語名呼び方のコツ
カブトムシBeetle甲虫全般を指します。日本のカブトムシは Rhinoceros beetle ですが、単に Beetle でOK。
クワガタStag beetleStag はオスの鹿のこと。角が鹿に似ているからです。
セミCicada「シケイダ」と発音します。
トンボDragonflyドラゴンみたいにかっこいいハエ、という名前です。
Butterfly蛾は Moth ですが、迷ったら Butterfly で通じます。
イモムシCaterpillarWorm とも言えますが、蝶の幼虫は Caterpillar が一般的。
アリAntBug の代表格です。
バッタGrasshopper草(Grass)を跳ねる(Hopper)虫です。

完璧じゃなくていい。一緒に「Bug!」と叫ぼう

英語はテストではありません。親子のコミュニケーションツールです。

正確な名前を教えることよりも、「パパと一緒に新しい発見をした!」という体験の方が、子供にとっては大切です。

もし名前が分からない虫がいたら、堂々とこう言いましょう。

「I don’t know the name, but it’s a cool bug!(名前は分からないけど、かっこいい虫だね!)」

今度の週末は、ぜひお子さんと一緒に公園で「Look! A big bug!」と言ってみてください。

パパを見るお子さんの目が、キラキラと輝くはずです。


[参考文献リスト]

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