ファン歴は「長さ」じゃない、「熱量」だ。古参マウントを華麗にかわし、胸を張って「新規」を楽しむ最強の推し活マインド

「最近ハマったばかりで……」

SNSで恐る恐る発言したら、「昔はもっと良かったよ」「その頃を知らないなんて」と、冷や水を浴びせられた経験はありませんか?

推しへの愛が溢れて、誰かと共有したいだけなのに。

「にわか」と言われるのが怖くて、発言するのをためらってしまう。

そんなモヤモヤを抱えている新規ファンの皆さん、安心してください。

結論から言えば、ファン歴の長さでマウントを取る行為は、推し活において最もナンセンスです。

なぜなら、コンテンツが続いていくために最も必要なのは、過去の栄光を知る人ではなく、未来を支える「新しい熱量」だからです。

この記事では、古参ファンの心理を解剖し、トラブルを回避する「神対応」と、新規ファンが胸を張って活動するためのマインドセットを伝授します。

今日から、「新規であること」を誇りに思いましょう。それはあなたの「伸びしろ」なのですから。


[著者情報]

この記事を書いた人:太田 勝(おおた まさる)
推し活マナー講師 / ファンコミュニティ運営者
大手芸能事務所のファンクラブ運営アドバイザーを経て独立。「推し活は楽しむためにある」を信条に、新規ファンの不安に寄り添いながら、古参ファンへの敬意も忘れないバランサーとして活動中。

スポンサーリンク

いつからが「古参」? 界隈別・暗黙のボーダーライン

そもそも、「古参(こさん)」とはいつからを指すのでしょうか?

実はこれに公式な定義はありませんが、界隈ごとに「暗黙の了解」としてのボーダーラインが存在します。

まずは自分の立ち位置を客観的に把握してみましょう。

  • アイドル界隈:
    一般的には「デビュー前(Jr.時代や練習生時代)」から応援している層が絶対的な古参とされます。デビュー後のファンは、たとえ数年経っていても「中堅」扱いされることが多いです。
  • YouTuber・配信者界隈:
    チャンネル登録者数が爆発する前、例えば「1万人〜10万人未満」の頃から見ている層が古参を名乗る傾向にあります。「銀の盾(10万人)をもらう前から見てた」というのは一つのステータスです。
  • 2.5次元・舞台界隈:
    その作品の「初演」を観劇しているかどうかが大きな分かれ目になります。再演から入ったファンは「新規」と見なされがちです。

ただし、これらはあくまで目安です。

重要なのは、「自分で古参と名乗る人は地雷率が高い」という事実です。

本当に尊敬される古参は、自ら名乗らずとも周りが認めているものです。

なぜ古参はマウントを取るのか? その心理と「寂しさ」の正体

「昔はよかった」「今のファンはマナーが悪い」

こうした古参の発言に傷つくこともあるでしょう。

でも、彼らを「怖い敵」だと思わないでください。

その攻撃的な態度の裏には、実は「寂しさ」「承認欲求」が隠れています。

  • 寂しさ: 推しが有名になり、遠くに行ってしまったような喪失感。「自分だけの推し」ではなくなってしまった寂しさを、「昔を知っている自分」を確認することで埋めようとしています。
  • 承認欲求: 「無名時代を支えたのは私だ」という自負。新規ファンが増える中で、自分の存在意義が薄れることに焦りを感じています。

つまり、彼らのマウントはあなたへの攻撃ではなく、「私を見て! 私の功績を認めて!」という悲痛なサインなのです。

そう思えば、少しだけ可愛く見えてきませんか?

【コピペOK】マウントを取られた時の「神対応フレーズ」3選

相手の心理が分かれば、対処は簡単です。

まともに戦わず、相手の承認欲求を満たしつつ、華麗にスルーするのが大人の推し活です。

1. 「教えてください」作戦

相手の知識マウントを逆手に取り、教えを乞うフリをします。

「えっ、そうなんですか! 昔のこと全然知らなくて……おすすめの動画とかありますか? ぜひ勉強したいです!」

2. 「感謝」作戦

相手を「功労者」として持ち上げ、敵意を無力化します。

「〇〇さんたちが支えてくれたおかげで、今の推しに会えました! 本当にありがとうございます!」

3. 「ポジティブ変換」作戦

「にわか」と言われたら、開き直ってポジティブに返します。

「はい、ド新規です! これから知れることが沢山あって毎日楽しみなんです!」

「神対応」と「スルー」は、トラブルを回避する最強の「手段(Method)」です。

相手と同じ土俵に立たず、さらりと受け流しましょう。

新規ファンこそが「推しの未来」を作る理由

最後に、これだけは自信を持ってください。

コンテンツが続いていくために最も必要なのは、あなたのような「新規ファン」です。

どんなに素晴らしいコンテンツも、新しいファンが入ってこなければ、いずれ先細りして終わってしまいます。

推し本人も、インタビューなどで「新しく好きになってくれた人がいて嬉しい」と発言しているはずです。

彼らにとって、新規ファンは活動を続けるための「希望(Hope)」そのものなのです。

古参が持っているのが「知識」だとしたら、あなたが持っているのは「新鮮な熱量」です。

その熱量は、古参の知識と同じくらい、いやそれ以上に尊い価値があります。

まとめ:「好き」に上も下もない

ファン歴はただの数字です。

大切なのは「いつから好きか」ではなく、「今、どれだけ推しを愛しているか」。

  • 古参の定義は曖昧。気にしなくていい。
  • マウントは「寂しさ」の裏返し。優しくスルーしよう。
  • 新規ファンこそが、推しの未来を支えている。

誰かの顔色を伺う推し活は、もう卒業しましょう。

あなたはあなたのペースで、推しとの時間を全力で楽しんでいいんです。

その笑顔こそが、推しへの一番の応援になるのですから。


[参考文献リスト]

スポンサーリンク