[著者情報]
この記事の著者:高田 沙里奈(美容皮膚科クリニック カウンセラー)
年間500人以上の「初めてのピアス」相談を担当する現役カウンセラー。特に痛みに弱い学生さんへのケアに定評あり。「たかがピアス」とあしらわず、一生に一度のデビューを最高のものにするための「失敗しない病院選び」をサポートします。
「友達が自分でピアッサーで開けたら、斜めになっちゃって膿んで大変だったんだって…」
そんな怖い話を聞くと、せっかくのピアスデビューへのワクワクも、一気に不安に変わってしまいますよね。
「やっぱり病院で開けよう」と決めたあなたの判断は、とても賢明です。
でも、ここで一つだけ注意してほしいことがあります。
「病院ならどこでも、痛くなくてかわいく開けてくれる」と思っていませんか?
実は、「一般皮膚科」と「美容外科」では、ピアスの穴あけ体験に天と地ほどの差があります。
もし、「痛いのは絶対に嫌」「ダサいピアスで1ヶ月過ごすのは無理」と思っているなら、病院選びを間違えると後悔することになるかもしれません。
この記事では、数千人のピアスデビューを見届けてきた私が、あなたが痛みも後悔もなく、最高にかわいい自分に出会うための「正解の病院ルート」をこっそり教えます。
「皮膚科」と「美容外科」は何が違う?後悔しないための決定的な差
まず結論からお伝えします。
あなたが「安さ」を最優先するなら一般皮膚科、「痛みゼロ」と「かわいさ」を最優先するなら美容外科・美容皮膚科を選んでください。
なぜなら、一般皮膚科と美容外科・美容皮膚科は、そもそも「穴あけ」に対する目的(治療vs審美)とサービス内容が対照的な比較対象だからです。
一般皮膚科にとって、ピアスはあくまで「医療行為の一つ」に過ぎません。
そのため、「安全に開けること」は保証されますが、「痛くないように」「かわいく」という配慮は最低限になる傾向があります。
一方、美容外科にとってピアスは「おしゃれのための施術」です。
だからこそ、痛みを消すための麻酔や、テンションが上がるデザインの用意が充実しているのです。
この違いを一目でわかるように比較表にまとめました。
📊 比較表
あなたに合うのはどっち?皮膚科 vs 美容外科 徹底比較
| 特徴 | 一般皮膚科・耳鼻科 | 美容外科・美容皮膚科 |
|---|---|---|
| 主な目的 | 医療行為としての穴あけ | おしゃれ・審美としての穴あけ |
| 痛み対策 | 基本なし(冷却のみが多い) | 局所麻酔・麻酔テープあり |
| ピアスの種類 | シンプルな銀色の玉など数種類 | 誕生石・チタンなど数十種類 |
| 料金相場 | 両耳 3,000円〜5,000円 | 両耳 6,000円〜10,000円 |
| こんな人におすすめ | とにかく安く済ませたい人 | 痛いのが嫌・かわいくしたい人 |
痛がりさん必見!「麻酔あり」ならピアスは怖くない
「病院で開けるんだから、痛くないよね?」
そう思って一般皮膚科に行き、保冷剤で耳を冷やされただけで「はい、行きますよー!バチン!」とやられて涙目になる…。
これは、実はよくある話です。
もしあなたが私と同じように「注射のチクッとする痛みさえ嫌」というタイプなら、迷わず「局所麻酔」がある美容外科を選んでください。
局所麻酔と痛みは、切っても切れない解決策の関係にあります。
美容外科では、耳たぶに麻酔の注射(または麻酔テープ)をしてから穴を開けます。
この麻酔が効いていれば、ニードルやピアッサーが貫通する瞬間の痛みはほぼゼロになります。
「え?もう終わったんですか?」と驚かれる患者さんがほとんどです。
この「無痛の安心感」こそが、美容外科を選ぶ最大のメリットと言っても過言ではありません。
1ヶ月付けっぱなしだから。「かわいいファーストピアス」にこだわろう
次に大切なのが、「ファーストピアス」のデザインです。
ピアスを開けたら、穴が安定して皮膚ができるまでの約1ヶ月間、ファーストピアスは絶対外せません。
お風呂の時も、寝る時も、デートの時も、ずっと一緒です。
想像してみてください。
せっかく髪を巻いてメイクをしたのに、耳元にあるのが「地味な銀色の玉」だったら…。
テンション、下がっちゃいますよね?
一般皮膚科では、アレルギーの起きにくい「医療用ステンレス」のシンプルなボールタイプしか置いていないことが多いです。
しかし、美容外科なら「チタン製」や「医療用ステンレス」といった安全な素材でありながら、誕生石入りやゴールド色、星型など、デザイン性の高い選択肢がたくさん用意されています。

【料金相場】3,000円 vs 8,000円。その差額の正体とは?
「でも、美容外科って高いんでしょ?」
その通りです。
一般皮膚科が両耳で3,000円〜5,000円程度なのに対し、美容外科は6,000円〜10,000円程度かかります。
しかし、この差額には明確な理由があります。
高い料金は、「無痛(麻酔代)」と「可愛さ(デザイン料)」の対価であるというトレードオフ関係にあるのです。
差額はおよそ3,000円〜5,000円。
この金額をケチって、「痛かった…」「鏡を見るたびにテンションが上がらない…」と1ヶ月間モヤモヤして過ごすか。
それとも、飲み会1回分のお金をプラスして、「全然痛くなかった!」「ピアスかわいいねって褒められた!」と笑顔で過ごすか。
一生に一度のファーストピアス体験です。
私は、ここでの数千円は「安心と満足を買うための必要経費」だと断言します。
未成年・学生が知っておくべき「同意書」と「親バレ」の話
最後に、予約をする前に必ず確認してほしいことがあります。
それは、「親権者同意書」の存在です。
あなたが19歳(大学生)であっても、多くのクリニックでは20歳未満(または高校卒業まで)は未成年として扱われ、親権者同意書が必須条件となります。
「親に内緒で開けたい」という気持ちも分かりますが、もし施術後に化膿などのトラブルが起きた時、親御さんに連絡がいかないとも限りません。
こっそり開けてビクビクするよりも、「ちゃんと病院で、安全に開けたいから」と正直に話して、同意書にサインをもらうことを強くおすすめします。
「友達がセルフで失敗して大変だったから、私はちゃんとした病院に行きたい」と伝えれば、きっと親御さんも「それなら安心ね」と分かってくれるはずですよ。
一生に一度のデビュー。最高にかわいい私になろう
初めてのピアスは、ただ耳に穴を開けるだけの行為ではありません。
それは、大人の階段を一つ上り、新しい自分に出会うための大切な儀式です。
「痛いのは嫌」「ダサいのも嫌」
そのワガママは、決して間違っていません。
むしろ、その気持ちに正直になって病院を選んだ人だけが、最高にハッピーなピアスデビューを迎えられるのです。
さあ、スマホで「近くの美容外科 ピアス 麻酔」と検索してみてください。
そして、ホームページに載っているかわいいピアスをチェックしてみましょう。
あなたが笑顔で「開けてよかった!」と思える日が来ることを、心から応援しています。
[参考文献リスト]