この記事の著者:算数レスキュー隊長・佐川 さゆり
元塾講師 / 小学生ママブロガー
塾講師歴10年。現在は自身のブログで「親が教える算数」のコツを発信中。「親だって忘れますよ!」を合言葉に、罪悪感なく使える学習支援ツールの活用法を提案しています。
夕食後、子供からの「お母さん、この計算合ってる?」攻撃。
ノートを覗き込むと、そこには複雑な分数の計算式が…。
パッと見ても答えが分からないし、通分のやり方も怪しい。
「えーっと、分母を揃えるんだっけ…?」と冷や汗をかいた経験、ありませんか?
そんなピンチの時、普通の電卓を使ってはいけません。
使うべきは、計算過程まで丸見えの「分数電卓」です。
元塾講師の私が、親の威厳を守りつつ、子供の勉強もはかどる「賢いツールの使い方」を伝授します。
普通の電卓はNG!分数の検算に「専用ツール」が必要な理由
「スマホの電卓でいいじゃない」と思ったあなた。ちょっと待ってください。
分数の宿題検算に、普通の電卓は全く役に立ちません。
例えば、「1÷3」と入力してみてください。
画面には「0.33333…」と表示されますよね。
これでは、子供の答え「1/3」と合っているのか、パッと判断できません。
さらに、小学5年生で習う「帯分数(1と1/2など)」に至っては、普通の電卓には入力ボタンすらありません。
分数の宿題には、「分数を分数のまま」計算できる専用ツールが必須なのです。
最強のカンペ!途中式まで教えてくれる「分数電卓 (k3su.xyz)」
私が自信を持っておすすめするのが、ブラウザで使える無料ツール「分数電卓 (k3su.xyz)」です。
これさえあれば、もう答え合わせで焦ることはありません。
ここがすごい!3つのポイント
- インストール不要: 検索してすぐ使えます。
- 帯分数がそのまま打てる: 「整数」「分子」「分母」の枠が分かれているので、見たまま入力できます。
- 【最重要】途中式が出る: これが神機能です。

「計算」ボタンを押すと、答えの下に「通分の過程」や「約分の過程」が日本語で表示されます。
つまり、単なる答え合わせだけでなく、「どうやって解くのか」を教えるためのカンペとしても使えるのです。
【実践】帯分数の足し算、どう教える?ツールを使った「親の威厳」回復術
では、実際に子供が宿題で詰まっているシーンを想定してみましょう。
問題は「1と1/2 + 2/3」です。
子供: 「うーん、分かんない…」
親: (サッとスマホで分数電卓に入力)
画面には、こんな途中式が表示されます。
1と1/2 + 2/3
= 1と3/6 + 4/6 (通分)
= 1と7/6
= 2と1/6 (繰り上がり)
これを見ながら、こう声をかけてあげてください。
親: 「まずは分母を見てごらん。2と3だから、分母を6に揃えてみようか?」
子供: 「あ、そっか!通分だ!」
親: 「そうそう。で、足すとどうなる?」
子供: 「1と7/6…あ、分子が大きいから繰り上がるのか!」
親: 「正解!すごいじゃない!」
いかがですか?
あなたはスマホの画面を読み上げているだけですが、子供から見れば「スラスラ教えてくれる頼れるお母さん」です。
これなら、親もストレスなく、子供も楽しく勉強できますよね。
アプリ派にはこれ!手書きで入力できる「Microsoft Math Solver」
「いちいち数字を入力するのが面倒くさい…」という方には、アプリの「Microsoft Math Solver」がおすすめです。
このアプリのすごいところは、画面に指で「1/2」と書くだけで認識してくれる「手書き入力」機能があること。
さらに、宿題のプリントをカメラで撮るだけで答えが出る「カメラ入力」機能もあります。
ただし、カメラ入力は便利すぎて、子供が「答えを写すだけ」になってしまうリスクもあります。
あくまで親が検算用に使う「秘密兵器」として持っておくのがおすすめです。
まとめ
算数のルールを忘れてしまうのは、当たり前のことです。
「親なんだから解けなきゃ」と自分を責める必要はありません。
大切なのは、子供が「分からない」と言った時に、突き放さずに寄り添ってあげること。
そのために、便利なツールを使うことは決して「ズル」ではありません。
「分数電卓」をブックマークして、次回の宿題タイムに備えましょう!
親子の笑顔を守るための、賢い武器になってくれるはずです。